Ep.1-1 ページ20
聞き覚えのある声が聞こえた気がした。
ふと立ち止まり、後ろを振り向くも、
特に知り合いが居る様にも見えない。
改めて正面を向くと、ドン、と人にぶつかった。
『わ、すみませ…』
蹌踉けてその場に倒れそうになった。
「いや…此方こそすまない。」
何か肩の辺りに生暖かい感触がしてそちらを見ると、
思い切りコーヒーが溢れていた。
『うわ…ッ!』
飛び退いてぶつかってきた相手から距離を取る。
顔を上げると、そこには見知った顔があった。
『えっ、シュウ…?』
「ん……?あぁ___君、Aか。
向こうで会ってから10年ぶり位か?…見違えたな。」
偶然の再会に感心していると、
彼の手に持っていた紙のカップからコーヒーが滴るのが見えた。
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作者名:シメ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b78ff5dd8c1/
作成日時:2021年5月15日 2時