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Ep.1-3 ページ18

「…1人で夜中行動するなとあれ程言ったよな?
___あまり心配させるな。」


『……ごめん。』


Aに付けられた拘束を解くと、
側に落ちていた銃を見遣り嘆息する。


「銃も可哀想だな。
…手入れも真面に行えない奴の手に渡ると。」


改めてAに向き直り、正面から抱きしめた。


「全く…君を守るには心臓がいくつあっても足りんよ。」


『シュウなら、1つで十分でしょ。』


「過大評価し過ぎだ。だが…」


『…あ、待って。』


「どうした?」


「"命に代えても守ってやる"ってのも嬉しいけど、
私、自分が生きてシュウが死ぬくらいなら後追いしちゃうから
"長寿を全うしてお前と一緒に死ぬ"位の気概は持ってね。』






「…ふ。___あぁ、分かってるよ。
一緒に長生きするとしよう。」


君には敵わないな、と笑いながら、
とても柔らかい手つきで頭を撫でてきた。

バスタオルの様な布に包まれ、横抱きされて持ち上げられる。

そのまま彼の車に乗せられて、夜のドライブを楽しんだ。

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設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 沖矢昴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:シメ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b78ff5dd8c1/  
作成日時:2021年5月15日 2時

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