ヒーローと結婚した巫女緑谷出久 (ページ3)

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いつもの日常2 ページ3

朝ごはんは味噌汁に白ご飯に鮭の塩焼きに卵焼き。

これは完璧に私の好みです。

好きなんだよ。焼き魚が。

「「いただきます！」」

「今日も美味しい！」

焼き魚よりも断然出久の方が好きだけどね！
(当たり前)

出久といろんな話をしながらご飯を食べ進める。

食べ終わったら、私がお皿を引いて洗う。

その後は仕事の時間までテレビを見て時間を潰す。

もちろんこの時私は出久にピッタリくっついている。

ほとんどの時は、出久の足の間に座って

出久にすっぽり覆われる形になる。

私は案外背が小さいので簡単に覆われてしまうのだ。

少し暑かったりもするけど

逆にそれが嬉しいのだ。

ここまでの話を見ると、私の愛が少し重いんじゃないかって思ったりするかも知れない。

確かに付き合い始めた頃は不安だったけど

出久も出久で、結構嫉妬深いし独占欲が強いので今は不安どころか嬉しさしかない。

私がテレビに男性のサイドキックと映るだけで

抱きしめてしばらく離してくれなくなる。

かく言う私も、たまに出久とお茶子ちゃんが映ると少し嫉妬してしまう。

私達はお互い、相手のことが大好きだから、破局の危機なんて、1度もなかった。

今も、

「ココおいで」

「うん！」

愛は冷めることなく、続いている。

これは、そんな私達2人の物語です。