俺がママ…？２(ar

＃９１ ページ41

大貴side

あの生活を続けて１ヶ月が経とうとしていた


前よりも夜泣きをするようになってあまり寝る時間がなく、昼間でも目を閉じれば眠れてしまう状態にまでなってしまった



涼介も夜泣きした時に一緒に起きてくれるんだけど
仕事に支障が出てしまったらと思ってしまって、無理にでも寝かせてた

絶対無理だけはするなって言われたけどね。


今日は運がいいことにみんなoffだそうで、皆がAのことを見ててくれていた



涼「大ちゃん、最近寝れてる…？大丈夫？」


大「最近、ちょっと夜泣き酷くなってきちゃって…」


涼「ちょっと休みなよ？せっかく今日みんな休みなんだからあまえなよ？」

大「ちょっとは寝れてるから大丈夫…」


Aが生後6ヶ月に入って離乳食を始めた。


そろそろご飯の時間だから、用意しに台所へ向かおうと立ち上がった時、


目の前が真っ暗になった



メンバーの焦る声の中


涼「…だから無理するなって言ったじゃん…バカ大貴…」


そう涼介の声が聞こえた。





それからどれくらい時間が経っただろう

目が覚めるととあたりは真っ暗で、時計の短い針が9を差していた

隣を見ると涼介とAが寝ていて、この寝顔を見てると、癒されるし夜泣きとかどんなに辛いことでも頑張ろうって思えるんだ

まだまだ、夜泣きは続くだろうけどこれからも頑張ろう。涼介にもみんなにも頼りながら。
そう思い眠りについた。



翌朝、起きてすぐ涼介に説教された

涼「無理だけはするなって言ったじゃん。ばか！」

大「ごめんって」

涼「毎回ごめんばっか！本当に反省してんの？？」

大「してるよ！てか、毎回うるさい！ばか！」



なんてまた楽しい日々が戻ってきました笑



fin



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