俺がママ…？ ar

#４９ ページ49

涼介side

あれから、俺寝てたみたいで外を見ればもう薄暗くなっていた。
大ちゃんを起こさないように熱を測った

涼「…37.6か」


冷えピタを新しいのに張り替えてあげた
ぐっすり寝てるのを確認し、リビングに向かった

涼「ぁ、あの、台所借りてもいい？」

裕「いいよー！何するの？」

涼「大ちゃんにお粥作ってあげようと思って」

知「もう、大貴のこと離すんじゃないよ。今度離したら次こそ許さないから」

涼「わかってるよ。もう、絶対離さないから。」

それから大ちゃんの好きな卵がゆを作った。
((本当は分かりません))

そしたら後ろからぎゅって抱きしめられた。

大「…1人にしないでよ」

涼「ごめんね？大ちゃんの好きな卵がゆ作ってたの。食べれそう？」

大「たべるｯ」

涼「わかった。和室行く？」

大「ここがいい…」

大「りょーすけ！あーんして？」

涼「わかった。無理して食べなくていいからね？ん。」

大「ふふ、おいし」

なんて言って全部ぺろりと食べちゃった。大ちゃん。

涼「大丈夫？気分悪くない？｣

大「大丈夫。ぁ、あのさ、これ。」

と言って差し出された封筒

大「何回も書こうと思ったんだけど…書けなかったんだ…だから今まで出せずに持ってた。ごめんね」

封筒の中身を出すと、涙でぐしゃぐしゃになった離婚届だった。これを見るとほんとに自分が馬鹿らしくて、大ちゃんにほんとに辛い思いさせちゃったなって。

涼「いいんだよ。もう俺らにこれは必要ないから。」

って、そのまま離婚届を破り捨てた。

涼「もう辛い思いさせないから」

大「約束だよ？」

涼「おう」


そのまま唇を重ね合った

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