もう、いいや

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あれ、？


いつもの感じじゃない


いつもなら畳が硬くて背中が痛いけど今日はやけにふかふかする


千尋｢……なんで布団…？｣


私は真新しいふかふかの暖かい布団の上で目を覚ました


もしかして圭人にぃ？



昨日はあのまま泣きながら寝ちゃったからそうなのかもしれない



バレないように布団を綺麗に畳んで押し入れに突っ込んだ



今日も始まる




リビングでの拷問と公開処刑




さすがに宏太にぃたちの前では助けてくれないだろうけどまだ味方がいる




今日は少し心強い




涼介｢ねぇ早くご飯作れよ｣

千尋｢すいません｣

侑李｢僕、今日パンの気分なんだけど｣

千尋｢すいません、今から作ります｣

光｢涼介、侑李。自分が食べたいなら自分で何とかしなよ

何でもかんでも千尋に押し付けるんじゃないよ｣

涼介｢なんだよ光にぃ

どうしたの？家事はこいつの仕事でしょ？｣

侑李｢そうだよ！どうせ何も出来ないんだから｣

宏太｢なに朝から喧嘩してんの｣

侑李｢光にぃが急にこいつの仕事を僕達にしろって言うんだ｣

宏太｢そっかぁ…なぁお前……光に何か言ったのか

もしかして辛くなって光に助けを求めたのか？｣

千尋｢求めてなんかいません。辛くなんて無いです｣

宏太｢何強がってんの……むかつくﾊﾞｼｯ｣

光｢宏太やめろよ｣

宏太｢光は黙っとけよﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ｣

涼介｢あーあさらにブスになってるじゃん｣

侑李｢わー醜い！｣

光｢ちょっと本気でやめろって！｣

涼介｢光にぃ今日どうしたの？そこまでこいつのこと庇うの？

光にぃはこいつが憎くないの？千鶴が虐められてるんだよ？それも実の妹に｣

光｢じゃあ、逆に聞くけど千鶴が虐められたからって千尋を虐めて何になる？

千鶴と同じ目に合わせるため？

それなら千鶴はこんなに痣だらけじゃないよ｣

宏太｢うるさいっ！

うるさいうるさいうるさいうるさいﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ｣

千尋｢うっ………光にぃ……もう、…やめ、｣




もう、ここから覚えてない









･








ただ、宏太にぃの怒りをぶつけられていて









･





もう、いいやと








久しぶりに思った









･








もう、いいや








私が宏太にぃのストレス解消の玩具になってあげるから







･




圭人にぃと風磨と聡ちゃんに勝利、マリちゃんには何もしないで

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