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貴方side
『よし！いってきまーす！』
うん。
返事はかえってこないね
当たり前か。
今、6時です。あ、夜ね
轟はもう仕事に行きました
今から私が行くところは
雄英高校
ではなくて〜
事務所
でもなくて〜
あれ？
どこだっけ？
たまにあるんだよね〜
…
迷子ってやつ？
デクAちゃん!!今どこにいるの!?時間過ぎてるよ!?
キュアヒールえ、ほんとだ。ごめん。それでなんだけどさー……待ち合わせ場所……どこだっけ…?
デクえぇ!?忘れちゃったの!?…ファットガム事務所だよ!?
え。
あそこ……
大阪じゃ…
キュアヒール大阪…?
デク何言ってんの!当たり前でしょ!もしかして今東京にいるって言わないよね…?
ごめんなさい
います。
めっちゃいます
キュアヒール…すいません。行けないです。ということで!さようなら!!!バイバイ!!!!HAHAHAHAHA
もう知りません
すいません。
スマホめっちゃ鳴ってるけど、
…
電源切ります！！
『ふぅ。…とりあえずテキトーにカフェはいるか…』
店員「いらっしゃいませー。」
『あ、窓側で。』
店員「！！キュアヒール……かしこまりました！」
やべ、身バレしてる
私これでも
有名だからね！
女優もしてるしヒーローもしてるぜ★
店員「ご注文はお決まりでしょうか？」
『んー…コーヒーくださいな。ブラックでね。綺麗なお姉さん』
女の人口説くのは簡単です←
店員「はい…かしこまりました♡」
とりあえずコーヒー来るまで待つか…
窓をみていると
外で一人の男性が街灯に背を向けて立っている
その男性に向かって話しかける女性
気づいたらその女性は男性の腕に手を回している
私は思わず写真を撮ってしまった
『…轟…？』
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作者名：TOMO | 作成日時：2019年11月10日 1時
