ごめん ページ9
レイ「てめぇら!どういうつもりだ!」
『逃げるつもりは無いよ』
エマ「なんで!!逃げるって!」
ノーマン「それより聞いて。時間ないから。」
『塀の向こう……』
「『崖だったよ。』」
「え?」
ノーマン「とても飛び降りられる高さではなかった。だから端まで行った。塀は二股にわかれてて」
『片側は断崖。二股の塀のうちにはまるで対称…そっくりおなじ景色』
ノーマン「プラントは塀をはさんで隣同士真ん中がおそらく…本部」
『周囲は絶壁だけど一つだけ先にハシがあった。』
「『"逃げるならここから"』」
「ママが呼んでるー!」
『今行くよ!!』
ノーマン「伝えといて」
ごめんね。
ノーマン「これ返すよ。僕らは使ってない」
レイ「お前ら!!つまり最初っから戻るつもりだったんだな!!!」
『そうだよ。』
ノーマン「ごめん。嘘ついた。あとは頼む。」
『必ず成功させて。』
私たちは2人に抱きつく。
ノーマン「暖かい。」
『今までありがとう』
ノーマン「2人のおかげでいい人生だった」
『楽しかったよ。嬉しかった。
レイ「っ!」
レイ「クソっ!!!ちくしょう!!」
ごめんね。レイ。
エマ「ねぇ、やっぱり逃げよ?森に…隠れよ?」
ノーマン「気持ちは変わらない。それじゃ。行こうA」
『うん。』
誰一人死んで欲しくない。
ノーマンは大丈夫
だって私より
天才だから。
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かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。違反だという意識はないんですか? (2019年9月22日 21時) (レス) id: 1e7c2ecc39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TOMO | 作成日時:2019年9月22日 21時