ごめんは聞きたくない ページ12
レイside
あぁ…
いなくなった。
愛してた
初恋だった
意地悪したけど
大好きだった。
"初恋は実らない"
ホントなんだな…
もう笑うしかねぇわ…
「なぁ、Aお前さ…俺の事どう思ってた?」
何回も言おうとした
好きだって。
愛してるって。
大好きって。
でも勇気ねぇから
言えなくて
よく隣で本も読んだ
自由時間で木の下で一緒に寝た
俺は
お前の幸せのひとりになれたか?
生きてんだろ?
でも辛いだろ
苦しいよな
俺には分かんねぇや…
ノーマンは…もう…
「A、幸せだったか?答えてくれよ」
答えてくれない。
答えられない。
隣にいないから。
───ごめん───
それだけが聞こえた気がした。
「あぁ。今日は空が青い。怖いくらいに」
「ごめんは聞きたくねぇよ…!」
愛してるA
『遅いよ。バカ。』
「って言ってくれたらな。」
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かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。違反だという意識はないんですか? (2019年9月22日 21時) (レス) id: 1e7c2ecc39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TOMO | 作成日時:2019年9月22日 21時