社長と桜と猫ฅ( ̳> ·̫ < ̳ฅ) ページ27
翡翠の依頼がない日の過ごし方は決まっている。
まず、ポケットに鰹節と煮干しをいれる。
そして、近くの公園まで行く。
定位置に着いたらベンチに座って日向ごっこをする。
すると、どこからとなく猫さんが翡翠の周りにやってくるのだ。
『にゃぁ〜』←猫
「……にゃぁ……」
猫と挨拶を交わすと翡翠は、鰹節と煮干しを取り出し猫の前に出した。
猫は、両方の袋を見て鰹節の袋に猫パンチをしてきた。
翡翠は、答える様に猫に鰹節をあげた。
その様子を見てると急に自分の影が誰かと重なっている事に気づいた。
ふと、視線をあげると居たのは社長である福澤諭吉であった。
「しゃちょー……こん……に……ちわ」
「こんにちは、翡翠。」と頭を撫でくれた。
福澤は、翡翠の隣に座り猫一緒、猫と戯れていた。
『にゃぁ、にゃぁ!』
「にゃぁ……」
そう、翡翠が返すと猫は、おもむろに翡翠の肩へ乗ってきた。
「翡翠は、猫と会話ができるのか?」
さっきの会話を見た福澤が不思議そうに聞いてきた。
すると、翡翠は首を縦に振らなかった。
「なん……か……いつ……も……乗る……前……にしてた……から。」
『にゃァ!』と翡翠の膝に乗っている猫が翡翠の胸に手をついて立った状態になった。
「にゃぁ……」とまた、返事をすると立っていた猫を抱えて福澤の肩に乗せた。
『ゴロゴロ』と猫は、福澤の肩の上で喉を鳴らした。
「しゃちょー……肩……乗り……た……そう……だか……ら」
そういった翡翠を福澤は、頭を撫でた。
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中原三日月(プロフ) - 竜騎士みぃさん» ありがとうございます!竜騎士みぃさんも頑張って下さい! (2019年6月13日 18時) (レス) id: f8510eae2e (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます(遅い) (2019年6月13日 7時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 中原三日月さん» ちなみに、骨の王に感想コメントとか貰えるともっと頑張れます(欲を言えば情報屋の方も見てほしいなぁ←) (2019年6月13日 7時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
中原三日月(プロフ) - 竜騎士みぃさん» 確かに六花ちゃんの可愛さはやばいです……辛いです。可愛すぎます! (2019年6月11日 5時) (レス) id: f8510eae2e (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 中原三日月さん» 自分で書いてて六花が可愛すぎて辛い(親バカ)。 (2019年6月10日 22時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中原三日月 | 作成日時:2018年12月8日 16時