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｢……え？｣
心臓がドキリと鳴る。
…すばるくんに会った？亮ちゃんが？
俺の知る限り、お店では会ったことないはずやけど…。
会った、って言う表現は違うか、と亮ちゃんは首を捻る。
｢この間、俺が店に来た時、店の前に男の人が2人おってん｣
｢2人ともサラリーマンっぽくて、片方の人はめっちゃ声が大きくて、もう1人の方は小柄で目力の強い人やった｣
…それ、村上くんとすばるくんや…。
俺の様子を伺いながら、亮ちゃんが話を続ける。
｢店の前で2人が何喋ってんのかは聞こえへんかったけど、声の大きい人が『すばるは彼女んとこ帰れや』って言ったの聞いて、すばるなんて名前珍しいし、まさかと思って…｣
そんなんもう、確信的に村上くんとすばるくんや。
そのまま結局2人は揃って帰って、亮ちゃんは漠然としたモヤモヤを抱えて、このままやったら大倉を問い詰めてしまいそうやって判断して、家に帰ったらしい。
そっか、なんて呟きつつ、俺の心は平静じゃない。
すばるくんとのことが亮ちゃんにバレて、どうしたらいいんやろうとか、止めやなあかんはずの関係を断ち切る方向には頭が働かんかった。
｢…その感じやったらお前は、あっちに本命がおんのは知っててんな｣
俺がコクリと頷くと、亮ちゃんは呆れたようにため息をついた。
｢せやったら、大倉がやらなあかんことは分かってるやろ。いつまでそんな不埒な関係続けるつもりやねん｣
お前が虚しいだけやろ、と言われたけど、それは違う。
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神流(プロフ) - 優花さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると本当に嬉しいですヽ(；▽；)ノまだまだ出始めの不束者ですがご愛読頂けると光栄です。新作を書き始めたところなので、そちらも是非チェックしてみてください(^^) (2018年4月30日 18時) (
レス) id: 88d8a22e68 (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 完結おめでとうございます。神流さんのすばくら大好きです！次回作も楽しみにしています。 (2018年4月28日 8時) (レス) id: fc2a36b4f9 (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - ジーナさんにご指摘頂くまで気付くことが出来ず、申し訳ありません。ご指摘頂きありがとうございます。続編については少し考えさせていただくことにします。 (2018年4月27日 0時) (レス) id: 88d8a22e68 (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - ですが、今回はあくまでセッションでの3人を見て連想した話なので、完全に影響を受けていないとは言えないかも知れませんが、私の連想を文字にした形です…。登場人物や相関図が被ってしまっているのは気付いており、本来ならどこかで説明するべきでした。 (2018年4月27日 0時) (レス) id: 88d8a22e68 (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - ジーナさん» はじめまして。ジーナさんが仰ったぴぃすさんは、私が名前を出すことすら烏滸がましいくらい尊敬している作者さんです。もちろん作品も読ませて頂いておりますし、私の作品の設定が似てると思われるのも納得できます。 (2018年4月27日 0時) (レス) id: 88d8a22e68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神流 | 作成日時：2018年4月5日 19時
