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(あなた)「そういえばさ……。
女1さんとどんな関係だったの?」






女1さんからは、
ただの友達だと言われた。





だけど、それだけじゃない気がした。





私より女1さんを優先したことがあるほどだもん。



きっと、まだ何かあるはず。






亜嵐「あぁ……。
女1の親父さんが倒れたんだよ。

女1は母親がいないから
頼る人もいなくて、よく屋上で泣いてたんだ。

それを何度か見かけて、
夏前ぐらいだったかな……。

さすがにしんぱいになって声かけたんだ。
それで悩みを聞くようになったわけ」






ところが、亜嵐から返ってきた言葉は、
意外とあっさりしたものだった。






(あなた)「ふーん……」






なんだか、ふに落ちない。






亜嵐「まぁ、まさか告白されたり、
キスされるとは思っても見なかったけどな。
何? (あなた)、ヤキモチ?」






納得していないのがバレたのか、
亜嵐が変なことを聞いてきた。






(あなた)「なっ! 違います!」






慌てて否定したけれど、本当は少し妬いている



だけど、亜嵐は私にぞっこんみたいだから許す






(あなた)「ねぇ、亜嵐。 私たちが学校で
なんて言われてるか知ってる?」






一緒に手を繋ぎながら歩く川沿いには、
少し冷たい風が吹いていた。


だけど、握られている手は温かい。






亜嵐「そんなもん知らねーよ」






興味なさそうに言う亜嵐は、相変わらず。






(あなた)「教えてあげようか?」






亜嵐「じゃあ、聞いてやる」






フッと笑う亜嵐を見ていると、
私も自然と笑みがこぼれる。






(あなた)「わかった。
じゃあ、亜嵐、耳貸して」






素直に亜嵐が耳を傾ける。






(あなた)「世界一幸せなカップルだって」






そう言うと、
亜嵐は「 フン 」と鼻で笑いながら、
こう言った。






亜嵐「当たり前だろ。俺は、(あなた)を
これから先も、幸せにするんだからな」






なにやら自信満々。






(あなた)「え…? それって…」









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設定タグ:GENERATION , EXILETRIBE , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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あらこもり - はっぴーすまいるさん!お久しぶりです!いつの間にか終わってたんですね!読みましたよ!最後ハッピーエンドで終わってよかったです!! (2017年7月5日 17時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はっぴーすまいる | 作成日時:2017年4月18日 19時

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