HiGH＆LOW ~A queen of the night (ページ20)

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エピソード 19 ページ20

ナオミが言うアホ共、つまり男性軍は、朝ごはんを食べるとそれぞれ家に帰っていった。

ていうか、ナオミが追い出したっていう方が正しいのかも。

私はナオミと朝ご飯の片付けの手伝いをしていた。

カラン、カラン♪

？「ナオミ、苺みるく！」

なんかすんごい人達がやってきた。
全身ピンク pink ぴんく！

？「こいつ、誰？」

え、待って、すごい怖い。
こういう時って、どうすればいい？
昨日のコブラさん並に怖いんだけど。

助けを求めてチラッとナオミの方を見た。

ナオミ「ちょっと純子、怖がってるじゃん。
もっと優しくしてあげて。

A、大丈夫だよ。
こう見えるけど、中身はコブラに恋してる可愛い乙女なんだよ。」

純子「おいナオミ、それは言うな！」

驚いた。
でも、コブラさんに恋してる乙女なんだって思うと、純子さんがすごく可愛らしく見えてきた。

「私、Aって言います！
涼太と知り合いでナオミと仲良くなりました。

これからもよろしくお願いします！」

純子「お、おう。」

なんかそっけない。
嫌われたのかな、私。

ナオミ「大丈夫だよ、A

純子素直じゃないから。

本当は照れてんだよ」

純子「おい、ナオミ！」

なんか微笑ましい。
純子さんって本当に可愛いなーなんて思っていると

？「自分、押上っていいます。

よろしくっす。」

？「自分は芝っす

よろしくっす！」

すっごいでがい。
ナオミより少し背が低い私は見上げる形になってしまう。

ナオミ「こいつら2人デカすぎるから、2人でツインタワーって言われてるんだよ」

うん、納得。
だってすっごいでかいもん。
本当にタワー並にでかいもん。

「私はAっていいます。

よろしくお願いします！」

ツインタワー「「よろしくっす！！」」

「は、はい」

少しどころじゃなく、とてもインパクトのある人たちは、苺美瑠狂っていうチームらしくて。

みなさんパッと見の外見と程遠い、可愛らしくて、すぐに仲良くなった。