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『久しぶりだな……学！食！！』
佐「あぁ…そうだなっ…！この立ち込める美味しそうな匂い…！むせかえるほどの人…！嫌いじゃないぜっ…！」
目「先行っとくよ」
『ちょ、待てよ！』
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先ほど決意したツッコミ役なんて記憶の果て。
さっくんといつものおふざけをしていると目黒と康二が先に入っていく。
おい向井。裏切ってんじゃねぇぞ。
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『何食べよっかな〜！やっぱきつねうどんかな』
「A、いっつもそれじゃん」
『わっ！……なべ！』
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急に頭に重みを感じたと思ったら、渡辺が悪友共を引き連れてやってきた。
渡辺、私の頭はお前の肘置きじゃねえんだよ。
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渡「たまには別のにしろよ」
『そんなこと言って私の一口奪うつもりでしょ。その魂胆には乗らないんだから。てか腕のけて』
深「そう言うなべは何にすんの？」
渡「んー、どうしよ。パンにしよっかな」
『もう目黒達席取ってるらしいよ』
岩「急ぐか」
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みんな券売機やらで各々好きな物を買って、目黒が取ってくれた席に、みんなが「目黒ありがと」と言いながら着く。
だて様は手作りのお弁当らしき物を優雅に広げている。さすが。
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向「あれ？阿部ちゃんは？」
佐「あちょっと先生に聞くことあるらしい、遅れてくるって」
向「そうなんや。特進科って大変そうよなぁ」
『うちらには程遠い世界だねぇ…』
渡「お前らと同じにすんな」
『んだと！？』
宮「ほらほら、喧嘩しないの。目黒、言ってた後輩君は？」
目「今着いたらしいです。あ、ほら入り口に…」
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目黒のその声でみんなが入り口に視線を向ける。
「あいつです」なんて言われなくても分かった。
私が見るのが2度目だからじゃない。
圧倒的な存在感があるからだ。
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深「……なんか輝いてね？」
佐「ランウェイに見えんだけど」
岩「…デカ。ほんとに1年かよ」
『…やっぱり少女漫画だ』
佐「Aの言いたい事、俺にはわかるよ」
「こんにちは！ラウールです！」
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みんなの呆然とした表情なんて気にせず、カラッとした明るい表情で大きな声で自己紹介した後輩君。
きっと大物になるよ。君は。
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: シイナ。(プロフ) - ながのさん» ながの様初めまして。嬉しいコメントありがとうございます。これからは何度も読み直す暇がないくらい、適度に更新できればと思っていますので、これからも応援の程よろしくお願い致します(^^) (2023年4月7日 19時) (
レス) id: bf68e1c28a (このIDを非表示/違反報告)
: シイナ。(プロフ) - りんさん» りん様初めまして。温かいコメントありがとうございます。少しずつですが更新を再開いたしましたので、阿部ちゃんとの今後をこれからも楽しんでいただければ幸いです(^^) (2023年4月7日 19時) (レス) @page16 id: bf68e1c28a (このIDを非表示/違反報告)
ながの - はじめまして。このお話で阿部くんと北斗くんが更に好きになりました。何度も読み返してます。大好きです！ (2022年12月31日 12時) (レス) id: 3720a516c2 (このIDを非表示/違反報告)
りん - コメント失礼しますm(_ _)mこのお話すごく好きです!!今後阿部くんとどうなるのか気になります!!更新楽しみにしてます!! (2022年8月28日 1時) (レス) id: d1a0f9b1ae (このIDを非表示/違反報告)
: シイナ。(プロフ) - 淘蒼toaさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです…！！これからも面白いと思ってもらえるよう頑張りますね！ (2022年6月9日 15時) (レス) id: a5957121ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：: シイナ。 | 作成日時：2022年6月8日 22時
