Story49 ページ8
加茂「何故高専に呪霊がいる？帳も誰のものだ」
恵「多分その呪霊と組んでる呪詛師のです」
加茂「ん？何か知っているのか？」
A「前に悟先生を襲撃したっていう」
恵「容姿も報告と近い」
棘「ツナマヨ」
恵「ですね五条先生に連絡しましょう」
加茂「ちょっと待て君は彼が何を言っているのか分かるのか？」
恵「今そんなことどうでもいいでしょう」
A「あの呪霊恐らく領域を使うよ
いざとなったら私も……」
恵「駄目だ距離をとって五条先生の所まで後退する」
A「でもっ！」
一瞬で先程まで距離をとっていた呪霊は間合いを詰めてきた
悟先生に連絡をとろうとしていたうにちゃんの携帯は飛ばされた
棘「動くな！！」
呪霊の動きが鈍る
加茂「赤血操術苅祓！」
円盤型となった血は呪霊の頭を掠った
加茂「ダメージなしか！？」
A「鈴鹿御前」
手をパーからグーに
呪霊の片手は潰れた
しかし即時に腕は復活していた
A「反転術式……」
「やめなさい愚かな子らよ
私はただこの星を守りたいだけだ」
加茂「呪いの戯言だ！耳を貸すな！」
恵「低級呪霊のそれとはレベルが違いますよ」
「森も海も空ももう我慢ならぬと泣いています
これ以上人間との共存は不可能です
星に優しい人間がいることは彼らも知っています
しかしその慈愛がどれだけ足しになろうか」
ここまで会話の成り立つ呪霊
まさかあの真鶴岬であったツギハギの呪霊の仲間？
A「うにちゃん達下がってて」
「彼らはただ時間を欲している
人間のいない時間！！死して賢者となりなさい！」
A「その言葉そのままお返しますね」
恵「Aッ！！」
A「皆は私を中心に動いて」
「灰被り…貴女が一番強いようですね
でも……仲間を守りながら貴女は戦えますか？」
A「守りますよ誰一人死なせません」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2024年1月18日 0時
