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Story48 ページ7
私は棘先輩と合流し呪霊を狩り続けていた
A「ボス呪霊全然いませんね」
棘「昆布」
妖狐が索敵していても見つからない
A「！」
棘「！？」
いきなり現れた呪霊
眼からは2本の枝が生え左腕は布で覆われている
恐らくボス呪霊はこいつに祓われたんだろう
いくら妖狐が探してもいないわけね
「w6umpgllmgpw4」
A「？」
「貴女が灰被りですね」
言葉は分からないのに意味は分かる
脳内に直接話しかけてくる気味が悪い
灰被りってそういえば宿儺にも言われたってけな
灰被りって何？
棘「シャケいくら明太子」
A「ここは私に任せてください
先輩は他の人達と合流し……」
棘「走れ」
棘先輩の術式は言霊の強制
だから私の足も勝手に動き出す
A「私はいいですから！！」
棘「駄目だ」
その言葉に私は何も言えなかった
棘先輩なりの優しさだろう
A「……ありがとうございます棘先輩」
棘「シャケ」
後ろからは大量の木の枝が迫ってきていた
私と棘先輩は高く飛び屋根を走る
A「この先にうにちゃんと憲紀さんが居ます
とりあえずは合流しましょう」
棘「高菜」
恵「A！？狗巻先輩！？」
A「棘先輩！！」
私の合図に気づいた先輩は頷き言った
棘「逃げろ」
声を聞いて走り出したうにちゃんそして憲紀さん
晴天だった空は帳により暗闇へと代わる
A「……この帳誰の……？」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2024年1月18日 0時
