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Story47 ページ6

冥冥のカラスの視覚共有によって複数のモニターに生徒達の姿は映っていた

モニターに映っていたのは手を振っているA

冥冥「フッ…フフフフ相変わらず面白いねえ茂木ちゃんは」

ヒラヒラと手を振り返す冥冥

冥冥「そうだ五条君茂木ちゃんに伝えておいてくれないかい?
またよろしくねって」

悟「何で〜?冥さんもしかしてAにまでふっかけたの〜?」

冥冥「聞き捨てならないなぁ取り引きしたと言っておくれ」

悟「今度Aに聞いてみよっと」

冥冥「先日の合同任務…茂木ちゃんは素晴らしかったよ
彼女の判断がなかったら行方不明者全員死んでただろうね
五条君…これは直感だけどね
彼女は五条君に並ぶ術師になるよ」

楽巌寺「………」

悟「何言ってんの冥さん」

冥冥「?」

悟「当たり前じゃんなんせ僕の生徒だからね」

画面越しに聞こえてくる声

A「三輪先輩のことお願いしまーす
ここに寝かせてくのでー」

歌姫「私ちょっと行ってくるわ」

悟「呪霊に襲われないようにね〜」

歌姫「そんなヤワじゃねーよ!!」

悟「それよりさっきから悠仁周りの映像切れるね」

冥冥「動物は気まぐれだからね
視覚を共有するのは疲れるし」

悟「え〜?ホントかな?
ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」

冥冥「どっち?私は金の味方だよ
金に換えられないものに価値はないからね
なにせ金に換えられないんだから」
 
悟「へへへッ」

悟は楽巌寺に視線を合わせる
 
悟「いくら積んだんだか」

何をたくらんでるのか知らないけど

もう簡単にどうこうされる悠仁じゃないんだよ

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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2024年1月18日 0時

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