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Story46 ページ5

A「雪女」

雪女
雪を操る(応用力高め)

A「吹雪」
 
雪女が息を吹くと一面が真っ白な吹雪となった

三輪「前が…見えない!?」

落ち着け

たぶん今の間に間合いを詰めてくるはず

なら

三輪「シン・陰流…簡易領域!!」

半径2,21メートルの領域内に侵入したものをフルオート反射で迎撃する

更に正面の敵に特化した「抜刀」は刀身を呪力で覆いさやの中で加速させる

シン・陰流最速の技

相手は特級…今は全力で隙をつくる!!

来た!!

三輪「抜刀!!」

しかし間合いを詰めて来たのはAではなく黄龍だった

三輪はフルオート反射で黄龍に刃を当てるが…

三輪「固っ!」

A「固いのが黄龍の売りですからね〜
チェックメイトですよ三輪先輩」

三輪先輩のお腹めがけ一撃

三輪「っ…」

三輪先輩は後方へと下がる

この子…なんて呪力の打撃!!

三輪「あれ?」

三輪先輩が驚くのも無理はない

何故なら

A「ん〜いい刀ですね三輪先輩
私この刀欲しいです」

刀を太刀取りしていたからだ

三輪「え…返して?」


A「そうそう三輪先輩電話ですよ」

三輪先輩に携帯を投げ渡す

三輪「え?もしもし?」

「眠れ」

電話越しに聞こえてきた声

三輪先輩はその場に寝込んでしまった

三輪「か〜く…か〜く…」

三輪先輩が持っていた携帯を広い耳に当てる

A「ありがとうございます棘先輩」

棘「おかか」

声の正体は棘先輩だ

あらかじめ先輩に電話を繋げていた

A「こっちは終わりましたよ
妖狐が見てる限りそれぞれもう戦ってますね
でも私が応戦した方がいい対戦はありませんね
棘先輩一回合流しますねボス呪霊さっさと祓っちゃいましょう」

棘「ツナツナ」

電話が切れる

A「んー最後の終わり方は卑怯だったかなー
まぁでもシン・陰流は後々面倒くさくなるし
誰も見てな……」

私は一匹のカラスと目があった

あれは間違いない冥さんのカラスだ

そういえば冥さん交流会に中継役として来てたんだっけ

卑怯な勝ち方したのバレたやん

A「アハハ〜」

私はカラスの向こうに居るであろう冥さん達に手を振ることしたできなかった

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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2024年1月18日 0時

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