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Story54 ページ13

A「もしもし茂木です」

悟「やっほー生きてる?」

A「生きてるから電話してるんですよ」

悟「それもそっか」

A「悟先生は誰が帳をおろしてるのか知ってるんですか?」

悟「いいやでも個人のみを指定する帳は基本的には不可能」

A「よほど厄介な呪詛師がいるってことですね」

悟「流石A!話が早くて助かるよ〜」

A「それで何故電話をかけるように指示を?」

悟「帳をおろしてる奴を倒して帳を解いてほしい」

A「……分かりました」

悟「その後は僕に任せなさーい!」

A「いいところは持っていくつもりですね悟先生」

悟「アハハ〜!なんのことだか〜?
あ〜あと学生の保護に歌姫とおじいちゃんが行ってるからよろしく〜」

A「おじいちゃん?」

悟「楽巌寺学長〜」

A「……なんでそう呼んでるのかはあえて聞かないでおきますね」

悟「聞いてもいいんだよ?」

A「いえ大丈夫です」

電話を切った

悟先生だけが入れない帳

こちらの情報をある程度しってるのかな

まさか内通者がいるなんてことはないか

とりあえず帳を解かないと

少し走ると楽巌寺学長が斧を持っている男と対峙しているのを見つけた

こいつが帳をおろした私の感がそう言った

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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2024年1月18日 0時

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