道すがら ページ4
ユン「いいんじゃない？見た所この村ヤバそうな奴らと縁が無さそうだし」
ハク「少しでもやばいと思ったら逃げろ」
A「もし何かあったら…村の外の大きな木の下に集まりましょう」
ユン「わかった」
ヨナ「うん」
ハク「すぐ戻る」
A「少し待っててください」
武器屋
A「ハクこの弓でいいんじゃないですか？」
ハク「そうだな…A…お前…あの武器以外にも持っといた方が良いだろう」
A「滝夜叉姫の事ですか？大丈夫ですよ私は…」
ハク「大丈夫じゃないから言ってるんだよ！！そもそもお前は！！………すまない熱くなりすぎた…」
A「いいえハクの言う通りですよ…分かりました必要ない時は使いません
でもその分使う時は文句言わないでくださいね？
店主さんこの短刀ください」
店主「はいよ毎度あり」
ハク「わかった」
A「ヨナ様に何か買って行きますか？」
ハクが前にあった刀に目をつける
店主「守り刀です…小振りですし
か弱いおなごでも扱えますよ…そこのお嬢さんが
か弱いおなごではないかもしれませんがな」
A「あら？店主さん面白い事いいますね
ハクさん？買っていきますか？」
ハク「必要ない守るのは俺達の役目だろ？」
A「ですね」
A「ハクさん…ヨナ様達がいません」
ハク「何だと？」
A「探しましょう」
ハク「あぁ…」
A「ここら辺は火の部族の兵士達が大勢います恐らく逃げたのだと思うのですが…少し急いだ方がいいですね」
少し探すと建物の裏に隠れるユンさんとヨナ様を見つけた
ハク「姫さん静かに行くぞ長居は無用だ」
ユン「うん」
A「ごめんなさいやっぱりお側を離れなければよかったですね」
ハク「お前が謝る事じゃない悪い俺の気の緩みだ」
ユン「いや…俺が…」
ヨナ「ごめんなさい…」
A「行きましょう」
ユン「ふ〜上りはきついけど人目を気にしなくていいのは助かるな〜」
ハク「油断するな火の部族の兵が巡回していないとは限らねぇ」
ヨナ様「私…覚えなきゃ剣術…」
A「！？」
ハク「！？」
ヨナ「ハク・A教えてくれるって言ったよね？」
ハク「言ってませんが？」
A「言ってませんね」
ヨナ「うぅ…道すがらでも良いから教えて！誰が襲ってきても撃退できるように」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月26日 21時
