龍の爪4 ページ15
ヨナ「ハクとAが駄目って言ったもの…我慢する…」
ユン「でもこういう時の為に練習したんでしょ？」
ヨナ「………うん！」
ヨナが弓を構える
ユン「俺の計算によれば今のアンタの飛距離ならあそこ！Aを後ろから狙ってるやつ…もう少し上に向けて…今だ！」
矢が飛ぶ
山賊の手に当たる
「うわぁ！ひぃぃぃ！」
ユン「やった！」
ヨナ「ユン凄い！ハクやAよりも教え方上手！」
ユン「人のだとわかるんだよな〜自分のだと上手く当足らない」
A「うわぉ！ヨナ様流石です！」
ユン.ヨナ「！！」
山賊「動くなよ嬢ちゃん達人質に…」
A.ハク.キジャが助けに入る
ハク 「姫さん無事か？」
A「姫様ご無事ですか？」
キジャ 「姫様ご無事で？」
ヨナ「ありがとう」
ユン「面倒くさ…」
ヨナ「もう終わったの？」
キジャ「ソナタ達何人倒した？」
ハク「あ？覚えてねぇ」
A「いちいち数えませんので」
キジャ「私は28だ！」
ハク「じゃあ俺40」
A「じゃあじゃあ私45」
キジャ「嘘をつけ！覚えてないだの数えてないと言ったではないか！
大体そんな人数居なかっ…っ！」
キジャの腕が黒くなる
ヨナ「キジャ！？大丈夫？」
キジャ「はい…少々暴れすぎました…もっと洗礼した戦いをお見せするはずだったのに…」
ハク「いや…俺は良いと思うぜ白き龍神様のその血生臭いその戦いっぷり
嬉しいね…城に居た頃は本気の俺に付いて来れるのはAくらいだった…」
A「ハク…貴方…顔色が…」
ハク「一度手合わせ願…」
ハクが倒れる
ヨナ「ハク！」
A「いくら高華の雷獣と言われても限界ですかね…」
キジャ「死んだか？」
ヨナ「死んでない！」
ユン「あ〜馬鹿！ 開いちゃってるよ本気は傷治ってないんだよ
しれっとしてるけどボロボロなんだから」
キジャ「化け物か…？」
ユン「アンタに言われたくないと思うよ」
A「ユンさん日が傾いてきてます寝る場所探しましょう」
キジャ「ん？この辺に宿があるのか？」
ユン「野宿だよ」
キジャ「野宿？」
ユン「これだからボンボンは白龍様は最後尾をテレっと付いてきな」
ヨナ様「んー！んー」
ハクの髪の毛を引っ張るヨナ
ユン「ちょっと何してんの！？お姫様！？」
ヨナ「だってハク動けないのよ？運ばないと…」
A「でもそのまま引っ張ったらハクハゲちゃいますね」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月26日 21時
