旅立ち前 ページ1
ヨナ「わ〜この服ユンが作ったの？」
ユン「まぁね布が余ってたから絹じゃないからお姫様は不満だろうけど…前のボロよりはマシだろ?」
ヨナ「面白い服気に入った！」
ユン「面白い服？」
A「とってもお似合いですよヨナ様ユンさんは器用なんですね」
ヨナ「Aもそう思うわよね！」
ユン「別に…」
A「ユンさんツンデレってやつですね」
ユン「！？別にツンデレじゃないし！」
A「うふふふどうだか〜？」
ユン「面倒くさ」
ヨナ「ねぇ！何か切る道具貸して！」
大きな斧を構えながらヨナは言う
ヨナ「髪揃える！」
ユン「それで！？」
A「姫様！？それは辞めときましょう！？」
焚き火の前に座るユンの姿
ハク「魚焼かせろ」
A「ご一緒しても？」
ユン「もうそんなに動けるようになったの？」
ハク「俺達は不死身だ…てか死ねねぇ世話の焼けるお姫さんがいるしな」
A「ハクさん本当は体痛いくせに」
ハク「不死身って言ってんだろ」
ユン「なんで？自分達の身を危険に晒してまでお姫さんを守るなんて馬鹿じゃないの？」
ハク「おめえは守りたい者を守る時いちいちてめえの命と天秤にかけんのか?」
A「自分の命より守りたいそれだけですよ」
ユン「…………………」
ハク「魚食う？」
ユン「要らない」
A「ん…この魚美味しい」
ハク「あ〜む」
ハク「心は決まったのか？」
ヨナ「ええ！ハクもAも賛成してくれるよね？ユンを連れて行くの」
A「もちろんです彼が居ると色々楽になりますからね」
ハク「誰かさんよりは荷物にならなそうだしな」
ヨナ「誰かさんって誰！？ム〜」
ハク「さ〜な」
A「自分の事じゃないですか？怪我してますし充分荷物ですしね〜」
ハク「てめぇ良いだろう…今からでもぶっ倒してやるよ！」
A「アハハ〜怪我人は大人しくここに残ったらど〜ですか〜？」
ハク「殺す！」
ヨナ「やめなさい！」
この後みっちりヨナに叱られたハクとAであった
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月26日 21時
