不審船１ ページ7
「例のものは？」
「全て積んである後は港に居る使いの者に渡すだけだ」
「おい、見張り近くに不審な船は？」
「ありませーん」
「そうか…海賊も今夜は我々の船に気づかなかった様だな」
「あのー？」
「何だ見張り？」
「さっきの例のものってなんですか？」
「あー？今更何を戒帝国から密輸した新種の麻薬だろうが」
「そんな物どうするんですか？」
「街の連中に流して金を巻き上げるに決まってるだろ」
「アッハハ…それは悪いな……それは美しくない」
「見張り？」
見張り台から役人が縄に吊るされ落ちる
「おい！？」
「自己紹介が遅れたね少し前から見張りを交代していた美しき新入りだよ」
見張り台に立っていたのは緑髪の男だった
その声と同時に一隻の船が役人の船に近寄る
「あれ見て先輩
あれが不審船ってやつかな？」
「かっ海賊だぁ！！！！」
「沈めな小僧共」
海賊は次々と役人の船に乗り込む
「配置に付け！応戦しろ！！」
「さて…どう行こうかな…」
そんな事を言っていると見張り台に向かって矢が
放たれた
手にかすったのだ
緑髪の男は手から流れる傷を舐めた
「あぁ本当この力だけは最高だね」
男は見張り台から高く飛翔した
「飛んでる！？」
緑髪の男は暗器を投げた
「お返し おやすみいい夢を」
「船長！ありましたぜ！薬！」
「船ごと燃やしなクズ共」
「クムジは居ないようだね役人はどうした？」
「小舟に詰めて流して置きましたよ！」
「殺しちゃいないだろうね？」
「船長〜！いい加減キツイっすよ！」
「向こうは殺す気満々なのにこっちは死なない程度に痛めつけるだけなんて」
「あんな奴ら居なくなった方が阿波のためっすよ！！」
「どんな馬鹿でもね私はお前らを愛してるんだよ
愛するお前らに人殺しの罪なんて背負わせられるもんかい」
「おか〜ちゃ〜ん！！」
「好きだ〜！！」
「お前らみたいな不細工産んだ覚えないよ」
「どうしたんだい？やけに静かだね」
「あ〜ちょっと昨日から右足が疼いてね
今までこんな事なかったのに…」
「飛翔する龍の脚…古の力だと言うが…何度見ても
不思議なもんだね…」
「本当その力凄いよな！」
「空飛んでるみたいでかっこいいよな！」
「どうせ頼られるんなら可愛い女の子がいいな〜
君達見たいな汗臭い男共に言われてもね〜？」
「ガーン！！！」
ぶーぶと文句を言う船員であった
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鈴カステラ(プロフ) - (レス) https://uranai.nosv.org/u.php/novel/b70b91689c2/#様コメントありがとうございます😊私もシンアとジェハ大好きです✨暁のヨナ面白いですよね^_^ (3月2日 6時) (
レス) id: 163cc3c78f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話とっても大好きです！！私もヨナ大好きで、漫画全部持ってます！！特にシンアとジェハ推しです！！続き楽しみにしてます！！頑張って下さいね！！ (3月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴カステラ(プロフ) - ほうじ茶様嬉しいお言葉です🫶🫶ありがとうございます✨頑張ります！！ (1月7日 10時) (レス) id: c73a72d5d8 (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@年始まで1日1回以下の低浮上(プロフ) - いいと思います！これからも更新頑張ってください！応援しています (1月7日 10時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)
鈴カステラ(プロフ) - 朝宮藍良@年始まで1日1回以下の低浮上 https://uranai.nosv.org/personal.php?t=yuuha04211様ご意見ありがとうございます！主は全然気付いていなかったのでありがたいです一通り直してみました！いかがでしょうか！ (1月7日 9時) (レス) id: c73a72d5d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年12月13日 16時
