高華の妖3

舞2 ページ48

「ジェハ？どうかしましたか？」

ジェハ「いや君の舞は圧巻だったよ流石だね」

A「ふっふん！でしょ？」

ジェハ「どうしてそんなに舞が上手いんだい？」

A「………昔大好きな人がいたんです
その人に喜んでほしくて楽器や武芸そして舞
全部死ぬ気で練習したんですでももうそれは意味のないものになっちゃいましたけどね」

ジェハ「そんなことはないよ僕が綺麗だと言ったんだ
自身を持つといいさそれは意味のあるものだ」

Aはそっぽ向きながら

A「………ありがとうございます」

ジェハ「あれあれ？もしかして照れてる？」

A「……よし殺します」

ジェハ「ははっ怖い怖いそうだ用事は2つあるって
言ってよね？残り1つは？」

A「ああそうでしたねジェハ私達は明日阿波を 発ちます」

ジェハ「何故それを僕に伝える？」

A「さぁそれは貴方が一番わかってるんじゃないですか？」

ジェハ「さてなんのことかな？」

A「気になってるんでしょ？姫様のこと」

ジェハ「ハハッご冗談を」

A「まぁハクと言う敵がいますからね精々頑張ってくださいな
こりゃまたツンデレな仲間が増えますね」

Aはボソッと呟いた

A「もう遅いので戻りますね
おやすみなさいジェハ」

ジェハ「ああおやすみAいい夢を」

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