高華の妖3

頑張ったね ページ38

「こいつ馬鹿か！一直線で突っ込んで来やがる」

「矢を放て！！」

A「滝夜叉姫もっと力を寄越しなさい」

滝夜叉姫「喜んで」

弓が来るでも

A「遅い」

「嘘だろ！？全部が薙ぎ払った！？」

A「どいつから死にたい？」

ヨナ「A！後ろ！！！」

A「！？」

「死ね！！」

役人は背後からAを刺した

A「ガハッ！」

「トドメだ！！」

ヨナ「A！！ダメェ！！」

ユン「やめろ！！」

その時だった

空から緑の龍が降りてきた

気づくと役人を踏みつけていた

「よく頑張ったね流石だよA」

A「遅刻ですよ…ジェハ」

ヨナ・ユン「ジェハ！！」

「お前は！今まで数々の船を沈めたって言う……」

「空舞う海賊！！」

ジェハ「そんな事よりむやみに近づかない方がいい
殺してしまう……
Aをここまで傷づけた君達に手加減できる程
僕は聖人君主ではないからね…！！」

A「……ありがとうジェハ」

体力の限界だったAは意識を飛ばした

ジェハ「ユン君向こうでAの手当を…！」

ユン「分かった！！」




ユン「A！A！聞こえる！？」

ヨナ「A！！」

A「んっユン……姫様……」

ユン「A！良かった！死んだかと思ったよ！」

ユンとヨナはAを強く抱きしめた

A「ユン！姫様！痛いですッ」

ヨナ「ごめんね…」

ユン「あっごめん…嬉してつい…」

ヨナ「傷はどう？ユンがある程度の傷は処置はしたけど……」

A「大丈夫です…後は滝夜叉姫で治しますから」

「かかれ！！」

ヨナ「何！？」

ジェハ「傭兵！？」

ジェハは沢山の役人を相手にしている

こっちには来れない

どうする俺！！

ユン「ヨナ！A連れて下がってて！！」

A「ユン！？」

ジェハ「ヨナちゃん！A！ユン君！」

迫りくる傭兵を背後から峰打ちにしたのは

A「シンア……」

シンア「A……遅れてごめん」

A「ううん来てくれただけでも…嬉しい……」

ヨナ「シンアも来てくれたのね！！」

ユン「雷獣が来るかと思ってた……」

ジェハ「ハクは重要な戦力だからね
飛べる僕と夜目がきくシンア君がこっちに来たんだ
あの2人こそ飛び出さんばかりでこっちに来たいだろうさ」

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