高華の妖3

昨日の自意識過剰さん ページ4

シンア「俺…もっと知りたいAの事…」

キジャ「ソナタもしかして…Aの事が…」

ユン「嘘でしょ…」

ヨナ「？」

シンア「………………」

シンアは静かに顔を赤らめた




A「？」

ハク「どうした？」

A「いや…何か心が温まりました(？)」

ハク「何言ってんだついにイカれたか」

A「イカれてませんよイカれてる奴に言われたくないでーす」

ハク「馬鹿が」

Aは顔を膨らます

ハク「なんだよ」

A「何か最近言い返してきますよねハクうざいです」

ハク「勝手に言っとけ」

「や〜や君達また会ったね」

A「げっ昨日の自意識過剰さんですよハク」

「何その酷いあだ名」

ハク「ホントだ昨日の自意識過剰だ」

「君達その呼び方止めてくれると嬉しいな」

A「で何のご用ですか？」

「実は〜ちょ〜っと付き合ってくれないかな〜？」

ハク「いや…俺達は…」

「実は追われているんだ」

A「役人ですか？」

「うん…まぁそんな所大丈夫君達に害は及ばないから！」




ハク「ってこら…昼間から何だここは？」

男が連れてきたのは妓女が沢山いるお店だった

「こういう所の方が隠れやすいんだ」

A「…………早くしてくれませんかね」

「君も入れば〜？」

Aはお店に入らず外から会話していた

A「私はそこの変態雷獣と違ってそういう趣味はないので大丈夫です」

ハク「誰が変態雷獣だつーか今はこんな事してる場合じゃないんで」

ハクは去ろうとする

「やだ！お兄さん！行かないで!」

ハクは妓女を見つめる

ハク「あ？」

「キャー！！あのお兄さん眼差しだけで女を殺せるわ！」

「えー！僕にもやってみて！」

ハク「何もしてねぇよまぁ…良い女なら俺の里に山程居るけどな」

「何！？それはどこだい！？」

ハク「ん〜風……あ…いや…アンタこそ変わった服きてんな生まれはどこよ？」

「僕？僕は………この阿波の生まれだよ！この服は戒帝国からの輸入品港町だからね！
色々と手に入るのさ！」

ハク「へー」

A「街と言えばこの街何か妙ですよね
一見普通ですがどの方も目が死んでいます
何かに怯えているような目をしていますからね」

「君は鋭いね……阿波の港はここ一帯を仕切ってる
ヤン・クムジという漁師の力が強くてね街の連中は皆は奴に怯えてるんだ」

ハク「ほーう」

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