高華の妖3

戦準備4 ページ27

キジャ「ところでAソナタの頭の簪どうしたのだ？」

A「あぁ…これはシンアがくれたんですよ」

キジャ「シンアどこで買ったのだ？」

シンア「街…」

A「あっ」

地雷を踏んだシンア

キジャ「ソナタ街へ行ったのか！？ユンがあれだけ駄目と言ってたであろう！？」

A「馬鹿！声でかいですよ！」

キジャ「まさかA！ソナタもシンアと行ったのか！？」

A「あーっ」

シンア「うん」

A「げっ」

悪気のないシンアだから何も言えないA

背後に迫る気配

「ねぇ…聞こえちゃったんだけど」

A「アハハ…ユン…」

ユン「何で勝手に街に行ったの！？
シンアは目立つから駄目って言ったよね！！」

シンア「バレなちゃいいってAが…」

ユン「Aー？」

A「シンアの馬鹿！！なんで言っちゃうんですか！？」

シンア「馬鹿……」

A「あっごめんねそんなつもりなかったの」

シンアをよしよしするA

シンア「……うん」

ハク「何だこの空気は」

キジャ「私にも分からぬ」

ユン「とりあえずAは説教ねこっち来て」

A「えやだ」

ユン「駄目」

A「やだ」

ユン「駄目！」

ユンはAの服を引っ張り連れて行こうとするが

A「ハク助けてください」

ハク「しっかり説教受けろよ」

A「この蜂蜜雷獣！！」

ハク「………」

全員が静まり返る

ハク「ユンそいつ放せ」

ユン「え？うん」

ハク「言うなって言ったろぉぉ！！！！」

A「あわわわ」

大刀と薙刀が交わる音が響く

ユン「雷獣！A！やめてー！」

A「私はやめたいですよ！？」

キジャ「ソナタ達やめんか！！」

キジャも加勢するが

ハク「邪魔すんな白蛇！！」

キジャ「白蛇ではなぁぁい！！」

A「貴方まできれてどうするんですか！？」

「こら！やめなさい！」

この一言で全員が大人しくなる

A「姫様…おかえりなさい」

ヨナ「まったく！すぐ喧嘩する！」

ジェハ「まったくだねハクとAは」

A「姫様…ジェハと街に行ったんですよね？」

ヨナ「ええ」

A「何もされませんでしたか？」

ヨナ「どういう意味？私はただ街に偵察に行っただけよ？」

A「それなら良いのです」

ジェハ「君は僕の事を何だと思ってるのかな？」

A「ハクに負けないレベルの変態」

ジェハ「成る程ねそれは面白い」

ハク「やめろ一緒にすんな」

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