高華の妖3

阿波の街でのハプニング2 ページ3

「君達軍人さん？かなり鍛えてる様だけど」

ハク「いやただの旅人だ」

「旅人ね……」

A「貴方は？その身のこなし常人じゃないでしすよね？」

「え？尋常じゃなく美しいって？」

ハクは「言ってねぇだろ」

A「これが自意識過剰」


「クソ！お前は向こうを探せ！」

「おう！」

A「何とか巻いたようですね」

「！？………ごめんねもう少し君と居たいけど
もう行かなきゃ…後はこのお姉さんとお兄さんに送ってもらって」

ハク「おい…待てこら…俺達はそこまでこの辺の…」

A「もう居ないですよハク」

ハク「何だアイツは………」



ユン「え〜！？何も買ってきてない！？もう！
何しに行ったの！役立たず！！Aも居たのに
何でそうなるのさ！！」

ハク「わりぃわりぃ」

A「ごめんねユンあんまり良い店がなかったんですよ」

ユン「もう雷獣とAじゃ話にならない明日は俺達も街に出るよ」

ヨナ「わ〜い♡」

役人を殴った話今は止めておきましょう

自然とハクと目が合う

ハクは私の考えが分かっているかのようにコクリと頷いた

キジャ「シンア…もしやソナタも…」

シンア「うん感じる」

キジャ「あの海の方角に緑龍が居る」

ユン「キジャとシンアによると緑龍の気配はあっちの方に消えたらしい」

A「ユン私とハクは少し別行動します」

ユン「え？」

ハク「街で武器とか見てぇんだ俺達しか分からんだろ？白蛇様これ預かったといて」

ハクはキジャに大刀を渡す

キジャ「何故私が！？」

A「シンアさん姫様達をお願いします」

シンア「分かった気おつけて」

ヨナ「ハク…A…」

昨日は役人に顔をガッツリ見られてますし

私達と一緒だと逆に危ないですしね

危険は避けないと

ユン「じゃあ今日こそ買い物してきてね！」

ハク「おーう」

A「皆さんは緑龍の方お願いしますね」

ユン「雷獣とA何か変だよね」

ヨナ「え？」

ユン「何か隠してるあのヨナべったりの雷獣と
Aが別行動なんて」

ヨナ「それだけ皆を信頼してるのよ」

キジャ「そうなのですか？」

ユン「女に会いに行ってたりして」

ヨナ「え〜？」

シンア「そんな事したら…多分Aに処されちゃうと思う」

ユン「うん確かにそれは想像出来る」

キジャ「シンア…ソナタ処されるなんていつそんな台詞覚えた？」

シンア「よくAが言ってるから……」

ヨナ「シンアは良く見てるのねAの事」

シンア「うん…もっと知りたい」

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