高華の妖 (ページ36)

今日:42 hit、昨日:36 hit、合計:8,972 hit

神がお怒りページ36

A「えっと…何かご用ですか？イクスさん」

イクス「はい…単刀直入に言うと神がお怒りです」

A「神…ですか？」

イクス「はい、貴方のその『鬼』それは禁忌だと触れてはならない呪いだと神はお怒りです」

A「何が言いたいんですか？」

イクス「神は今すぐそれを手放すよう言っています」

A「…………………」

イクス「手放さなければ貴方はこのままでは…」

A「神官様は何でもお見通しですね…
敵いません…でも…手放すことは出来ません守りたい人がいるんです
そのためなら私は神も敵にまわします」

イクス「ですが……」

A「イクスさん今は…見守っていただけませんか？お願いします」

Aは静かに頭を下げた

イクス「分かりました少しだけですよ?」

A「ありがとうイクスさん」

ハク「え？神官の家？ここが？」

ヨナ「うん」

A「私の想像している家とだいぶちがいました…」

ハク「凄ゲェ偶然……しかし隠れ住んでるとはいえAの言う通り全然イメージと違うな
もっと祠的な所かとおもったハム」

A「ん…これ美味しいです」

ハクとAは餅を食べていた

ユン「あ！ちょっと！勝手に食べないでよね！」

ハク「あー神官様お恵みをー(棒)」

ユン「俺は神官じゃないし！」

また餅を取ろうとするハクとAの手を叩くユン

ヨナ「神官様…どこに行ったのかな？」