高華の妖 (ページ22)

今日:19 hit、昨日:36 hit、合計:8,949 hit

会議1 ページ22

六部族

風の部族：ソン・ムンドク長老
(将軍ソン・ハク)

火の部族：カン・スジン将軍

地の部族：イ・グンテ将軍

水の部族：アン・ジュンギ将軍

空の部族ハン・ジュド将軍

妖の部族ルイ・ハル長老(将軍ルイ・A)

グンテ「一体どういう事だ？急な呼び出しがあったかと思えば国王崩御だと？」

ジュンギ「ヨナ姫とハク将軍・A将軍までも
行方不明とのこと」

スジン「ハク将軍の行方についてムンドク長老は
何かご存知なのでは？」

ムンドク「何が言いたい…火の部族の若造よ」

スジン「城内では…こんな噂が広まっていますぞ
陛下はハク将軍に殺害されヨナ姫とA将軍は
人質として連れ去られたと」

ジュンギ「決めつけるのは良くないな行方が
分からないのだからハク将軍達にも何かあったのでは？」

グンテ「あの雷獣と幻妖は齢13にして我おもしのぐ力を持っていたのだぞ？
そう簡単に死ぬものかましてや雷獣とが幻妖を人質に取るとも考えづらい」

ケイシュク「お静かに………妖の部族の長老はどちらに？」

グンテ「妖の部族は会議になんて参加した事ね〜だろ」

ジュンギ「確かに…一度もお見えになったことはありませんしね」

スジン「妖の部族は謎めいている…
会議にも参加せず不思議な術を使い妖の部族の都を
　隠しているくらいだ忠誠の欠片もない…
いっそ破門してしまえば良いものを…」

スウォン「なりません」

スジン「スウォン様…」

スウォン「妖の部族の戦力そして術は我々部族ではとても敵わない
もし破門にでもしたら妖の部族は反乱を起こしかねませんなので今は放置しておきます」

スジン「出過ぎた真似をしましたお許しを」

スウォン「話を戻します陛下は3日前何者かに殺害されヨナ姫とハク将軍そして
私の従者A将軍も行方しれずです」

スジン「では…やはり…」

スウォン「この件は我々に任せて頂きたいもし彼らを見つけたら城に連絡を許可無く危害を加えたり
外部に公表しないように」

グンテ「しかし…」

スウォン「この件を公にすれば国内の反乱を招き
部族同士の争いを煽るだけでしょ？
今は一刻も早く我々が協力しあい高華国を他国に
負けない強国にしなければ」

ジュンギ「確かに…イル陛下は争いを避けるあまり他国に国土を譲り貢物を差し出した」

グンテ「今や高華国王の権威は地に落ちている… 国内で争っている時ではない」

スジン「それには新王が必要ですな」