高華の妖 (ページ15)

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遠い空2 ページ15

ヨナ「でも何してたの？」

A「いや〜少し用事がありまして〜でもすぐにわかると思いますよ〜」

不敵な笑みを浮かべるA

ヨナ「3人共帰らなくていいの？
Aなんて風引いてないから移っちゃう」

スウォン「病を流行らせないようにここで治した方が良いらしいです…」

A「私は丈夫なので大丈夫ですよ〜」

ハク「なんとかは風引かないって言うしな」

A「それブーメランですよハクさん？
あ〜でも今日例外が出ましたね？」

ハク「お前な…ゴホゴホ」

スウォン「それにヨナとは最近ずっと手を繋いで寝ていますしいつもどうりですね」

ハク「そんな事してんのか！？お前らやっぱ俺帰るわ」

スウォン「え？4人で手を繫ぎましょうよ！」

A「ハクさん帰っちゃだめですよ！
私がなんの為に用事を済ませて来たと思ってるんですか！
ハクさんが帰ったら意味ないです！」

ハク「お前…何言って…」

バン

勢いよく扉が開く

ハク「じっじっちゃん！？」

ムンドク「小僧…Aからすべて聞いたぞ！
姫様に雪をぶつけて病にかけたらしいな…！！」

ハク「雪があったら投げるのが礼儀だろ！？」

A「そうなんですよムンドク様〜
私は止めたんですけどハクさんが無理やり……」

目を光らせさせながらムンドクに訴えるA

ハク「A！？嘘つくんじゃ…」

ムンドク「尻をだせ！ムチ打ちじゃ！」

「将軍！お辞めください！病人ですよ？！」

じっちゃんおごられて帰る

A「あ〜宮女さんなんてこと言うんですか〜
折角ハクさんのムチ打ち(尻バージョン)見れると思ったのに〜」

ハク「A……お前体治ったら覚えとけよ…
俺やっぱここに居るわ帰ったら殺される」

A「あ、もうハクさん帰っていいですよ
私の見たいものは終わったので」

ハク「お前のせいで暫く帰れないわ！」

A「スウォン様そろそろいらっしゃいますよ
ユホン様」

スウォン「父上が！？」

ガラガラガラ

扉が開く

ユホンが入ってきた

スウォン「父上…！Aかから聞いたのですか？」

ユホン「あぁ…そうだ」

スウォン「病が父上に移ってしまいます…」

ユホン「俺がお前の病ごときに負けると？」

スウォン「いえ…でも…今はお忙しい時期だと…」

ユホン「病など早々にぶち殺せ」

スウォン「はい！！」