半間くんがウザい【 半間修二 】

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強めに噛んでも喜ばせるだけだった。

心底嬉しそうに
いってえ♡、と言われたときは鳥肌が立った。



もう何しても喜びやがるコイツ、と諦めて
その、指ナントカやらを好きにさせることに。






「 口ン中あったけー、ぶちこみてえ♡ 」


『 、うるひゃい 』


「 あーかわい♡ 」






左は壁に肘をついて 右手は私の口の中。

上顎を擦られたり、舌を指で撫でられたり。
何がそんなに楽しいのか。






「 ･･･ちゅーより全然えろいな･･･、痛ッ♡ 」






好き放題されるのは腹が立つので時折噛んで反抗するも、
やっぱり喜ぶこの男。

なんなんだ、なんなんだ！！






『 、ねえ･･･まだストーカーいるの？ 』


「 いや？Aちゃんに噛まれたぐらいからいねえよ。
ドーテー野郎には刺激が強かったんじゃね？ 」






わりと序盤じゃねえか。






『 じゃあもういいでしょ 』


「 えー、 」


『 もうする意味ないじゃん！ 』


「 じゃあ、帰ったらして♡ 」


『 死ねよ 』






じゃあ、の意味がわからない。

絶対してあげない、と歩き出せば
ぴょこぴょこと楽しそうについてくる。






「 Aちゃんお口でするの上手だね♡ 」


『 言い方 』


「 指か下かの違いだろ 」






人を変態みたいに言わないでほしい。

アンタがさせたんだ、アンタにさせられたんだ。






『 で、結局ストーカーは煽れたのかな 』


「 えろすぎたから逆にオカズにされてんじゃね 」


『 もう半間くんのせいじゃん！ 』






ほんとに嫌だ！！








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