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顔を洗ってからすぐにご飯を作った。
トーストとサラダっていうすごく簡単なものだけど。
それでもテヒョンは笑顔で食べてくれて、僕は朝から幸せな気分。
恋人と食べるご飯って本当に美味しい。
「 よし!終わったよ 」
『 ありがと、テヒョン 』
ご飯を食べ終わったあと、テヒョンが洗い物をしてくれた。
それが終わって犬みたいに僕のところに走ってくるテヒョンは本当に可愛い。
「 ふふ、A、ちゅー 」
『 ん、』
「 いひ、」
僕の隣に座ったテヒョンがすぐにキスをしてきて、にって笑う。
ああ、もう、なんか。
今日めちゃくちゃ頑張れそう。
幸せすぎてなんでもできそう。
「 俺もうちょっとで行かなきゃ 」
『 …頑張ってね、おしごと 』
「 うん、頑張る 」
ぎゅうってテヒョンに抱きついて、そのまま顔を隠すみたいに肩におでこを押し付ける。
幸せだけど、離れるの寂しい。
今までたくさん離れてたのに、今はもう一瞬でも離れたくない。
「 また来てもいい?」
『 …鍵渡すから、いつでも来て、』
「 え!?ほんとに!?」
『 うん、』
テヒョンは仕事忙しくて、簡単に大邱には来れないと思うから。
だから、合鍵渡しておいたら来れるときにいつでも来れるでしょ?
連絡なくても、僕が家にいなくても、いつでも来れる。
「 ……ありがと、A 」
『 ふふ、うん 』
「 んんん、すきだよ、」
『 僕も好きだよ 』
やっと肩からおでこを離して、今度は僕からキスをする。
恥ずかしいから本当に一瞬。
ちゅ、ってしただけ。
それでもテヒョンの顔はぱって明るくなって、幸せそうにするから、僕は心臓がきゅうってした。
「 電話も、いっぱいしよう 」
『 うん、いつでもかけてきてね 』
「 …夜遅くなっちゃうかも 」
『 テヒョンならいいよ 』
「 もう!かわいすぎ、」
たくさん会えないぶん、たくさんメッセージでやりとりとか電話とかしたい。
高校のときは毎日会えてたからそうは思わなかったけど、会えない状況になると寂しい。
なんか僕って重たいのかもしれない。
でも、許してね、テヒョン。
僕テヒョンのこと本当に大好きなんだよ。
避けてたときも、高校のときも、今も。
「 …だいすき、」
『 んふふ、ぼくも 』
だからARMYさん。
僕のテヒョンとらないでね。
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田中(プロフ) - リズ憂孤さん» ありがたいです、、助かります、、 (2022年6月23日 8時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - 大丈夫、待つのってわくわくして待ってられますよぉ、だからゆっくりでも問題なしです。ムリしないで下さいませぇ。 (2022年6月22日 18時) (レス) @page47 id: 5b67b5f4ec (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - うゆさん» うううう、ありがとうございます、、!本当に更新遅くて申し訳ないです、、頑張ります!! (2022年2月6日 18時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - 100年経っても待てる気がします!まじで主様の作品好きです!頑張ってください‼︎ (2022年1月15日 23時) (レス) @page29 id: 0686dad9b0 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - だぁさん» うわああありがとうございます!嬉しいです!!メンバーが年下いいですねえ、すぐには書けませんが時間を見つけて書かせていただきます!! (2022年1月7日 17時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:田中 | 作成日時:2021年8月15日 0時