17 ページ17
.
『 ぅ、ぁ、…、っは、… 』
「 っは、…は、… 」
ぎゅう、と強く強く抱き締められて、ぼぅっとした意識の中でテヒョンの荒い呼吸を聞く。
もう、つかれた。
うごけない。
もうなにもでない。
「 ん、…大丈夫、？」
『 …や、…も、むり、… 』
「 …ごめん無理させた 」
ちゅ、って触れるだけの優しいキスをされて頭を撫でられる。
謝ることないのに。
またこうしてテヒョンとえっちできて、僕すごく嬉しいんだから。
なんて、伝えたいけど恥ずかしいし喉痛いし、全部言えない。
「 …あと、なかに出したのも、ごめん 」
『 ん、ふふ、…だいじょうぶ、』
「 ん"〜…、」
またぎゅうってしてきて、僕の肩に顔を埋めるテヒョン。
なかにだすのも、大丈夫なのに。
それに今日はゴムする余裕なんてきっとなかった。
僕も、テヒョンも。
だから、だいじょうぶ。
むしろちょっとだけ嬉しいかも。
「 ……出さないと、おなかこわしちゃう、」
『 …んふ、おふろ、いこ、』
そんなことを言いながらテヒョンに腕を伸ばす。
腰も股関節も痛くて、体が重たくて、全然動けない。
テヒョンも疲れてるかもしれないけど、ごめんね、抱っこしてテヒョン。
「 ん、だっこするから、」
『 …ふふ、』
あっという間に僕の体は持ち上がって、落ちないようにぎゅうってしがつく。
それでも力が入らなくて、ほとんどテヒョンに支えられてるんだけど。
「 寝てていいからね、」
『 ん〜、…？あとで、てひょんとねる、』
「 そっか 」
テヒョンの声が柔らかくなった。
そっか、ってすっごい優しい声だった。
なんでかは、わからないけど。
「 今日、泊まっていい、？」
『 …ん、…あたりまえ、』
「 いひ、」
テヒョンが大変じゃないなら、いくらでも泊まってほしい。
少しでも長く一緒にいたいから。
この時間は僕がテヒョンを独り占めできるから。
「 Aと一緒にいれるの、嬉しい 」
『 …ぼくも、』
「 んふふ、」
お風呂についてテヒョンの膝の上に座らせられて、ぎゅうって抱き締められる。
そしてそのままシャワーを背中にかけられて、体を流してくれる。
なんか、介護されてるみたいだね、僕。
それか、赤ちゃんになったみたい。
「 少しだけおしりあげれる？」
『 …ん、』
腰が痛いのはちょっと我慢。
それと、恥ずかしいのもちょっと我慢。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1083人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
田中(プロフ) - リズ憂孤さん» ありがたいです、、助かります、、 (2022年6月23日 8時) (
レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - 大丈夫、待つのってわくわくして待ってられますよぉ、だからゆっくりでも問題なしです。ムリしないで下さいませぇ。 (2022年6月22日 18時) (レス) @page47 id: 5b67b5f4ec (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - うゆさん» うううう、ありがとうございます、、！本当に更新遅くて申し訳ないです、、頑張ります！！ (2022年2月6日 18時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - 100年経っても待てる気がします！まじで主様の作品好きです！頑張ってください‼︎ (2022年1月15日 23時) (レス) @page29 id: 0686dad9b0 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - だぁさん» うわああありがとうございます！嬉しいです！！メンバーが年下いいですねえ、すぐには書けませんが時間を見つけて書かせていただきます！！ (2022年1月7日 17時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：田中
| 作成日時：2021年8月15日 0時
