14 ページ14
.
「 はい!この話もう終わり!」
『 …テヒョン、』
「 もうあの日のことは気にしないでよ、また付き合えたんだから 」
ぎゅう、と僕を慰めるように抱き締めてくれるテヒョン。
たくさん傷つけて、今もテヒョンのこと怒らせて、それなのに優しくしてくれる。
本当に僕にはもったいない。
「 俺はね、今幸せなら過去のことなんていいの 」
『 …うん、』
「 ね、だからもう自分のこと責めないで 」
『 っごめん、』
「 謝るのも禁止!」
勢いよく僕から離れて、むっとした顔で見てくる。
でもさっきまでの怒ってたテヒョンはもういなくて、声も表情も優しくなってる。
「 本当にAは高校のもきから自分のこと責めるの癖になってるよね 」
『 だって、』
「 もしかして、あの日からもっと酷くなったんじゃない?」
『 う、』
「 その癖なおしていこうね 」
『 …うん、』
僕もう22歳なんだけどな、なんて思うけどテヒョンが僕の大好きな顔で笑ってるから言わない。
テヒョンは高校のときからころころ表情が変わる。
そういえば、寝るつもりでベッド来たのに全然眠くなくなっちゃった。
でもテヒョンは貴重なオフだから休ませてあげたい。
「 あ!そうだ、仲直りの証にちゅうしよ 」
『 え、急、だね 』
「 いいの!ほら、こっち向いて!」
『 わ、』
手で顔を持ち上げられてテヒョンにじっと見つめられる。
なんか、はずかしい。
ちゅうしよ、って言われてするちゅうは恥ずかしいよ。
『 …っ、ん 』
「 ……いひ、」
恥ずかしくて目を瞑ったらすぐに、ちゅうって唇を吸われた。
音が、すごく恥ずかしい。
絶対わざとだよ、これ。
「 かわい、」
『 っ、もう、』
「 んふ、もっかい 」
『 え、ちょ、…んぅ、』
にこにこなテヒョンの顔がすぐに近づいてきて、次は優しく、触れるだけのキスをされた。
22歳のキムテヒョン、色気がはんぱない。
高校生のときと全然違う。
キスで照れてたテヒョンどこにいったのさ。
照れてるの僕だけじゃん。
『 っ、…ん、あ、ちょ、…っんむ、』
「 …んふ、」
次から次へと降ってくるキスの雨。
僕はすごいどきどきしてるのに、テヒョンはなんかちょっと笑ってる。
めちゃくちゃ余裕そう。
『 ッ、…ふ、…っ、!』
やばい。
キムテヒョン、舌入れてきた。
.
1081人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
田中(プロフ) - リズ憂孤さん» ありがたいです、、助かります、、 (2022年6月23日 8時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - 大丈夫、待つのってわくわくして待ってられますよぉ、だからゆっくりでも問題なしです。ムリしないで下さいませぇ。 (2022年6月22日 18時) (レス) @page47 id: 5b67b5f4ec (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - うゆさん» うううう、ありがとうございます、、!本当に更新遅くて申し訳ないです、、頑張ります!! (2022年2月6日 18時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - 100年経っても待てる気がします!まじで主様の作品好きです!頑張ってください‼︎ (2022年1月15日 23時) (レス) @page29 id: 0686dad9b0 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - だぁさん» うわああありがとうございます!嬉しいです!!メンバーが年下いいですねえ、すぐには書けませんが時間を見つけて書かせていただきます!! (2022年1月7日 17時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:田中 | 作成日時:2021年8月15日 0時