社畜と飼い主 ２

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全部かきだしてもらった頃には僕はもうくたくた。

きもちよくならないように我慢したけど、やっぱりきもちよくなっちゃって、1回だけイっちゃった。

ジミニヒョンもたってたのに、なんか笑われたし。




「 もう少し時間たってからなかの出せばよかったね 」

『 …もう、』

「 ふふふ、」




湯船の中で抱っこしてもらいながらおしゃべりをする。

僕はこの時間が本当に大好きで、幸せな気分になれる。




「 お風呂出たらなにしよっか 」

『 ごはんたべる、』

「 そういえば食べてないね 」

『 うん、僕お腹すいた 』

「 僕も 」




楽しそうに笑うジミニヒョン。

僕は今にもお腹が鳴りそうでちょっと恥ずかしい。

起きてすぐに、昨日の好きはなんだったの？って聞かれたし、恋人になったし。

それからすぐえっちしたし。

お腹はぺこぺこだ。




「 パンケーキ食べるって言ってたよね 」

『 うん、パンケーキ食べる 』

「 ふふ、ちょっと行儀悪いけどベッドで食べようね 」

『 いいの、？』

「 いいよ〜、体しんどいAをあんな硬いところに座らせたくないもん 」

『 んふふ、なにそれ 』




最近わかったこと。

ジミニヒョンはちょっと過保護かもしれない。

でもそれが少し嬉しいのは内緒。




「 ご飯食べて、明日の予定でもゆっくり決めよっか 」

『 うん、！』




明日はジミニヒョンと久しぶりのお出掛け。

恋人になって初めてのお出掛け。

それって、デートじゃん。

僕の腰が痛くても絶対行くもんね。




『 ふふふ、』

「 なぁに笑ってるの 」

『 楽しみだなぁ、って 』

「 ふふ、そうだね 」




優しい声のひょん。

きっと柔らかく笑ってるんだろうな。

僕、ジミニヒョンのあの笑顔大好きなんだ。




「 よ〜し、逆上せたら嫌だし、そろそろ出よっか 」

『 うん、そうする 』

「 よいしょ、っと 」

『 わ、』




やっぱりひょんは僕を軽々抱っこする。

僕も一応男だから少し恥ずかしいんだけど、僕痩せすぎだから仕方ない。

肋も浮き出てるし、結構がりがりだからなぁ。

少しでも太らないと。

ひょんに抱き締められたときに、少しでも抱き心地いい体になりたいなぁ。




「 髪拭いて〜、」

『 んふふ、』




わしゃわしゃと髪を拭かれて、体を拭かれて、服を着せられる。

なんか介護されてるみたいだ。

僕おじいちゃんになった気分。

でも、ひょんにしてもらえるの嬉しいから何も言わないことにする。



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