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もやもやしてて寝れないと思ったけど、疲れてた僕は一瞬で爆睡。
起きたときにはまたジミンさんはいなかった。
最近ずっと忙しそう。
いや、前も忙しそうだったんだけどそれと比べ物にならないくらい忙しそう。
『 はぁ、』
会社の自分の席でジミンさんが作ってくれたらしいお弁当を広げる。
キンパがたくさん入ってて美味しそう。
美味しそうなんだけど、なんかもやもやする。
最近朝ごはん一緒に食べれてないし、行ってらっしゃいのちゅうも、行ってきますのちゅうもできてない。
寂しい。
ため息出ちゃう。
「 なにため息ついてんの 」
『 うわ…、部長、』
「 うわってなんだよ 」
よし食べよう、なんて思ったら隣に部長が来た。
来ると思った。
そこ部長の席じゃないですよ。
ソアヌナの席ですよ。
これ絶対部長あとで怒られるんだから。
僕知りませんからね。
「 昨日逃げられたから聞かなきゃと思って 」
『 恋人です 』
「 え？」
『 恋人です 』
「 ……え 」
言われる前に言ってやったら、ぴしっと固まった部長。
僕はそれを無視してジミンさんが作ってくれたキンパを食べる。
やっぱりすごく美味しい。
「 …まって、…追いつかない、」
『 いやそのままですけど 』
「 ………防弾少年団のJIMINと付き合ってるの、？」
『 はい、そうです 』
震えた声で聞いてくる部長。
こんなに弱々しい部長は初めて見た。
まぁ、なんでもいいけど。
てか部長、しっかり防弾少年団のJIMINって言うじゃん。
ここにいるの僕と部長だけでよかった。
ソアヌナとか他の人は食堂に行ってるから安心。
「 …まじで、？」
『 しつこいです 』
「 ………それも、作ってもらったの 」
『 そうです 』
それ、と部長が指さすのは僕が食べてるキンパ。
本当にしつこいんだから。
いつにも増してしつこいなぁ、部長。
「 …………俺好きだったんだけど 」
『 は、』
小さな小さな部長の声が聞こえて、ぽろっとキンパを落とした。
今、この人なんて言った。
好きだったんだけど、ってなにを。
「 なんで付き合っちゃうんだよ 」
『 ………はは、』
「 彼女と別れたって聞いたときすごいチャンスだと思ったのに 」
これは、僕かな。
僕だね、これ。
入社してすぐに振られたとき部長に相談したもんな。
僕だ、これ。
さっきの嘘ですよって言いたくなってきたな。
心臓がすごい痛い。
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田中(プロフ) - ヌナさん» 嬉しいです！！！！！まだまだ続くのでぜひこれからもよろしくお願いします！！ (2021年7月2日 7時) (
レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
ヌナ(プロフ) - 凄い面白いです！いっきよみしてしまいました！！更新頑張ってください!!! (2021年7月1日 22時) (レス) id: 0a8f295be4 (このIDを非表示/違反報告)
どこかで食べられようとしてるおかき - よくフラグ無しで何作品もかけますね...すごいっス (2021年6月21日 7時) (レス) id: e2c82d0d3b (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - どこかで食べられようとしてるおかきさん» フラグが立たないようにいつも必死で書いています、、、(白目) (2021年6月20日 23時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
どこかで食べられようとしてるおかき - ピンクの供給過多ｪ....(遺言 (2021年6月20日 20時) (レス) id: e2c82d0d3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田中
| 作成日時：2021年6月8日 0時
