04 ページ4
.
『 っう〜、もう、毎日、24時過ぎに帰るのやだぁ、!』
いろいろ質問されて、気がついたら号泣してた。
ジミンさんに抱きついて仕事の愚痴話してた。
この人話聞き出すの上手いし、人と距離詰めるのも上手い。
手、あったかいし。
「 Aくんが良かったらだけどさ、僕の家で暮らさない?」
『 っ、へ…?』
「 家事全般は僕がするし、Aくんはここにいてくれるだけでいいの 」
『 …、?』
「 Aくんは今までよりいい生活が出来ると思うし、僕もお気に入りの子と一緒に過ごせる 」
ウィンウィンじゃない?とでも言いたそうな顔。
いつもならきっと一瞬で断ってる。
だけど今の僕は正常な判断ができない脳になってる。
だから、
『 っ、いっしょにすむ、』
「 はは、決定 」
ああ、僕の馬鹿。
でも家に帰ってご飯食べないで寝るよりマシかもしれない。
入社してから何キロも痩せたし、なにより家に帰ってひとりぼっちなの寂しいし。
「 さ、そうと決まればベッド行こっか 」
『 なんで、?』
「 ん〜、躾?」
『 ……しつ、け 』
しつけ。
躾ってなんだっけ。
犬におすわりとかできるようにするやつ?
え、僕これからおすわりさせられるの?
「 見た目はもう僕好みだけど、心も体も全部僕好みにしないとね 」
『 っ、…やさしくして、ください、』
「 あ、めちゃくちゃ潔良いね 」
『 ……反抗して痛いことされるの、嫌だもん 』
「 ふふ、やっぱり僕好み 」
にやって笑われて、僕を抱っこしてソファーから立ち上がるジミンさん。
僕ちゃんとたつかな。
男の人相手でも大丈夫かな。
てか、僕おしりにいれられる?
うわぁ、怖いなぁ。
「 なに百面相してるの 」
『 いや、…おしり、』
「 今日はおしりなにもしないよ、大丈夫 」
いや、今日はって。
いつかはするんじゃん。
いつかのために、心の準備しておかないと。
「 よし、座って 」
『 わ、…ふかふか 』
「 ……なに可愛い反応しちゃってるの 」
『 …僕ベッドじゃなくて、硬い布団だから、』
「 え、なにそれ体痛そう 」
ええ、痛いです。
全然疲れが取れません、僕の家の布団。
「 これからは毎日ここで寝れるよ 」
『 え、ほんと、?』
「 ほんと 」
やばい、にまってしちゃった。
ふかふかのベッドで寝れるの嬉しい。
「 というわけで、ズボン脱ごうね 」
あ、やっぱりえっちなことはされるみたい。
.
844人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
田中(プロフ) - ヌナさん» 嬉しいです!!!!!まだまだ続くのでぜひこれからもよろしくお願いします!! (2021年7月2日 7時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
ヌナ(プロフ) - 凄い面白いです!いっきよみしてしまいました!!更新頑張ってください!!! (2021年7月1日 22時) (レス) id: 0a8f295be4 (このIDを非表示/違反報告)
どこかで食べられようとしてるおかき - よくフラグ無しで何作品もかけますね...すごいっス (2021年6月21日 7時) (レス) id: e2c82d0d3b (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - どこかで食べられようとしてるおかきさん» フラグが立たないようにいつも必死で書いています、、、(白目) (2021年6月20日 23時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
どこかで食べられようとしてるおかき - ピンクの供給過多ェ....(遺言 (2021年6月20日 20時) (レス) id: e2c82d0d3b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:田中 | 作成日時:2021年6月8日 0時