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sideレトルト
Aは案の定乾杯からビール飲んでたけど、俺はすぐに酔ってしまうからずっと烏龍茶を飲んだ
『ふふふ、なんかレトさんとこうして向かい合ってご飯食べるの久しぶりだね。』
レト「そう?」
『うん。レトさんとご飯行くとき、大体すき家かラーメンだから、ちょっと新鮮かも。』
確かになぁと思い、顔をあげるとちょうどAと目があった
少しお酒が回ってきてるからなのか、いつもよりふにゃふにゃした笑顔で俺のことを見てくるから、すぐに目を逸らした
『、、、レトさん、今日はありがとうね。』
レト「いえいえ、こちらこそ。」
『私ね、レトさんと旅行するのすごい楽しみにしてたんだよ。』
ニコニコ笑ってる
どうしよう、可愛すぎるんだけど
平然を保っているけど、そのうち理性がぶっ飛ぶかもしれない
『ずっとレトさんとお出かけしたいなって思ってたから、一緒に温泉行こって誘ったとき、断られたらどうしようって心配だったの。内緒だったけど、この旅館だってずっと前から予約してたんだよね。』
これは可愛すぎることこの上ないです、はい。
可愛いの最上級です、今、はい。
レト「俺も、Aと一緒に旅行来れて本当に嬉しいよ。誘ってくれて、ありがとうね。」
『レトさん浴衣似合い過ぎてて、いつもより5割増くらいでカッコいいから、あんまり私のこと照れさせないで。惚れちゃう。』
惚れてくれればいいのになぁ
、
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作者名:あ。 | 作成日時:2021年1月27日 16時