煉獄兄妹【鬼滅の刃】 (ページ4)

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第二話騒がしい朝ページ4

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「伝令!伝令!合同任務ゥ!音柱トノ合同任務ゥ!!起キテ!起キテ!!」

「ってて、いででででで!は、はい!分かりました、分かりましってててて!」

「任務ゥ!任務ゥ!!」

「は、はひっ!!」

額を何度も嘴(くちばし)でつついて来たのは、真っ黒な鎹鴉(かすがいがらす)

どうにも暴力的で、私に全く優しくないのが困ったところである

私は言われるがままに飛び起き、つつかれ続けた額を気にしながらも、隊服に袖を通す

覚束無い足取りで身なりを整えながら、最後に帯革(おびかわ)に刀を差し込んで玄関の戸に手を掛けた

「あ、姉上、おはようございます」

「あ、千ちゃん!おはようございます!相変わらず早起きだね。それと…えっと……ごめんね、私今から任務に…今日こそは千ちゃんと兄上で朝餉食べたかったんだけど…」

罪悪感からそう若干目を背けながら伝えれば、千ちゃんはいつも通り眉を八の字にしながらも、優しく笑い掛けてくれた

「仕方ないですよ、また今度食べましょう!兄上にも伝えておきますね。……姉上、どうかお気を付けて」

とてとてと私に近付き、私の腰にギュッと抱き着いた千ちゃん

私はまだ小さい千ちゃんの頭を優しく撫で上げ、最後に名残惜しさを抱えながらも、ポンポンと二回優しく撫でる

そっと離れた千ちゃんは、まだ少し心配そうな面持ちで私を見つめていた

「…元気出ました!行って参ります!」

そう元気に言い放ち、私は玄関の戸を開けて外に歩み出る

日は昇りかけで、まだ少しばかり薄暗い

私は後ろを振り向き、未だ心配そうな千ちゃんに大きく手を振る

手を振り返してくれたのを目にしたが最後に、私はいよいよ敷居を跨いだ

「随分と弟想いじゃねぇか」

軽い口調の声に驚いた私は、石に躓き、思いっ切り顔面から転けた

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現在の夢主さんの年齢は十六歳で、階級は丙(ひのえ)です!
煉獄さんも既に柱の設定です!
そしてカナエさんがまだ健在で柱の設定です!
御都合主義でいきます、すみません!