赤い運命.Ⅱ【ドラコ・マルフォイ】 (ページ7)

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第2の試合・you ページ7

第2の試合、我らが代表フラーは途中棄権となってしまった

『ハリー、大丈夫かな、』

ｴｸ「彼なら大丈夫よ、ドラゴンとの試合でも活躍してたじゃない」

『そうだけど、心配だよ』

ｴｸ「……ほら、誰か顔を出したわよ」

1番に水面から顔を出したのは、セドリックだった

ｴｸ「チョウが囚われてたのね」

『え？知り合いなの？』

ｴｸ「えぇ、図書館で会って話が進んだのよ」

『そうなんだ』

ｴｸ「逆に聞くけど、ホグワーツに通ってたAの方が彼女の事知ってるわよね？笑」

『学年も違うし、才色兼備って事くらいしか…』

そんな話をしている中、2番手で顔を出したのは、クラムとハーマイオニーだった

『ハーマイオニー、！！！』

ｴｸ「まぁ、そうなるわよね、ダンスパーティーで一緒に踊っていたもの」

『た、助けなきゃ、！』

私は人混みをかき分けてハーマイオニーの元へ急いだ

『ハーマイオニー、！』

ﾊｰ「A、どうしてここに、？」

『大丈夫だった？寒くない？タオルか何か…』

ﾊｰ「私は大丈夫よ、それよりハリーは大丈夫なの、？」

『ハリーはまだ、上がってきてない…』

すると、後ろからエクラティがタオルを渡してきた

ｴｸ「これ使って、早く拭かないと冷えるわよ」

ﾊｰ「ありがとう、」

ｴｸ「A、そこにいたら次に上がってくる人の邪魔になるわ、2人でどこか違う場所へ」

『ぁ、うん、』

エクラティは冷静だな…

ﾊｰ「Aは先に戻ってて、私はハリーをここで待ちたいの、きっとロンも一緒だから」

『それなら尚更私も、！』

するとハーマイオニーは私の耳元に顔を近付けてきた

ﾊｰ「……吸血鬼って、水が苦手なんでしょ？こんなに水辺に近い場所、あなたには危険だわ」

『それは、』

ハーマイオニーの言う通り、私たち吸血鬼は水が苦手

昔と違って雨や日常生活で使う水への抵抗はある程度出来たけど、万が一の事を考えて、普段から池や湖には近付くなって言われて育ってきた

ﾊｰ「ハリーなら大丈夫、私に任せて」

『うん、お願いね、私も試合が終わったらすぐ皆の所に駆けつけるからね、！』

ﾊｰ「えぇ、待ってるわ、また後でね」

そう言ってハーマイオニーは最前へと向かって行った