9* ページ9
ｺ「(もうすぐだ！早く行かないと、A少将が、！)」
コビーが海辺へ着くと、そこにはバラバラに壊れた海賊船と白目を向いたまま倒れている海賊達
そして、ビショビショに濡れたまま立っているAがいた
ｺ「A少将、これは、！！」
『おかえりコビーくん、こっちは片付いたから、...早く皆の所へ戻ろうか』
ｺ「お怪我はありませんか！？」
『大丈夫だよ、早く船へ...』
そう言いかけたAは、そのまま意識を失ったかのようにその場に倒れてしまった
ｺ「A少将！！！！！」
少年「お姉ちゃん、！！！！！」
後ろを振り向くと、気の陰に隠れていた先程の男の子が駆け寄ってきた
ｺ「きみは、！早くここから逃げてください、！」
少年「お姉ちゃんは僕を助けてくれたんだ！今度は僕がお姉ちゃんを助けるんだ！」
ｺ「...分かった！ここから1番近い病院はどこですか？体がすごく熱い、熱があるかもしれないです」
少年「病院なら走って数分の所にあるよ！小さいけど、何とかしてくれるかもしれない！」
ｺ「よし、急ぎましょう！道案内をお願いします！」
コビーは男の子を背中に乗せ、Aを前に抱えて、近くの病院へと急いだ
A少将、待っててください！すぐに助けますから！
女性1人守れないなんて、海兵として、...男としてダメだ！
腕の中で苦しむAを見る度に、コビーは胸が苦しくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年9月15日 1時
