No.39 怒り ページ42
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「それにしても光院さんはやっぱり強いね」
尾白は先程A一人で
「……強くないと護りたいものも護れない、から
でも……一人よりも二人の方が心強いよ」
そう言うAの横顔は真剣なそのものだったが、自分に笑いかける彼女を尾白は少し嬉しく思った。
その後も二人で
「尾白くん、おれたちのように他のゾーンにも飛ばされた人がいるかもしれない」
「うん、俺はそっちにサポートに向かうよ。光院さんはどうするの？」
Aは真剣な表情で尾白を見やる。
「おれは入口付近に向かおうと思う。おそらく飛ばされてない人もいるだろう｣
「それじゃここでお別れだね」
「ああ……その前に治癒しよう」
やはり長い間の戦闘の連続、そして火災ゾーンの空気を吸っている。
早めに治癒して方が得策だとAは考えた。
「大丈夫だよ、これくらい」
「……後々後悔したくないんだ、頼む」
Aの悲しそうな目に尾白はたじろぎ、治癒を受けた。
「それじゃ、また後で」
「ああ。尾白くん、気を付けて」
「光院さんも」
Aは尾白と別れるとセントラル広場に向かった。
向かった先にも敵が待ち構えていたが、難なく捕縛した。
中央では相澤が敵と交戦していた
だが彼女は相澤の元には行かなかった
彼の邪魔をしたくなかったからだ。
敵たちに見つからぬよう、死角を進みながら入口に向かうとワープで飛ばされていなかった少数人、そしてボロボロの13号が倒れていた。
「Aちゃん！」
「光院！」
「先生のブラックホールにワープ作られて自分諸共吸い込まれて……！」
「分かった、スグ治癒する」
芦戸がAに状況を説明すると彼女はすぐさま治癒に取りかかる。
心配そうに見つめる麗日と芦戸にAは絶対に先生を助けると安心させるように笑いかけると二人の表情は和らいだ。
バアン！！
瞬間 入口の扉が壊された。
Aは少し警戒しながら見ると、
「もう大丈夫。私が来た」
そこには怒りを顕にしたオールマイトが立っていた。
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衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
