No.×× OSYOUGATU ページ40
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Aと緑谷、爆豪は炬燵の中に入っていた。
彼女が蜜柑の皮を向き始めると
「ソレ寄越せ」
と口を開ける爆豪。
Aは顔色一つ変えず、彼の口の中に入れた。
彼は満足したのか大人しくなった。
普段ツンケンしている彼がデレているのは、他では見られないだろう。
その様子を見た緑谷は彼に対し羨ましさと少しの嫉妬が湧いたが、Aに爆豪のようにねだれる訳もなく寂しそうにした。
「いーちゃんも、いる？」
それに気づいたAは首を傾げ、蜜柑を口元に運ぶ。
「い、いいい良いの……！？」
「うん」
世にいうあーんと言うやつに緑谷は少し緊張しながら蜜柑を食べた。
彼女の手からもらう蜜柑は特別甘く感じた。
Aは炬燵だけじゃ寒く感じたのか、羽織を持ってくる為にいそいそと抜け出した。
２人の間に沈黙が流れた。
早く彼女が帰ってきてくれないか、と切に願っているとさっきまで静かだった爆豪が口を開いた。
「Aは渡さねぇ」
「！ ぼ、僕だって渡さないよ……」
これは宣戦布告だ。
僕だってAちゃんの事が───
暫くするとAが爆豪と緑谷の分も羽織を持って戻ってきた。
２人の間に火花が散っているのも気づかない彼女は蜜柑を一口食べた。
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衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
