No.34 憧れ ページ36
お昼
Aは緑谷、麗日、飯田と共にお昼を食べていた。
「いざ委員長やるとなると務まるか不安だよ……」
「ツトマル」
「大丈夫さ。緑谷くんのここぞという時の胆力や判断力は、“多”をけん引するに値する
だから君に投票したのだ」
「でも飯田くんも委員長やりたかったんじゃないの？ メガネだし！」
(ざっくりだなあ)
麗日の発言に緑谷は心の中でツッコんだ。
Aは麗日が先程からご飯を美味しそうに食べる姿が可愛らしいと感じながら話を聞いた。
「“やりたい”と相応しいか否かは別の話…僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」
「「僕」…！！」
緑谷と麗日の声が仲良く重なり、驚く飯田と黙々と好物のパスタを食べるA。
「ちょっと思ってたけど飯田くんて坊ちゃん！？」
「坊！！！ ………………そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが…
ああ俺の家は代々ヒーロー一家なんだ
俺は、その次男だよ」
「ええ━━━凄━━━！！！」
麗日と緑谷に凝視され、観念したのか彼はそう告げた。
「ターボヒーロー、インゲニウムは知ってるかい？」
「もちろんだよ！！ 東京の事務所に65人もの
「それが俺の兄さ」
「あからさま！！！ すごいや！！！」
自分の家族を誇らしげに言う彼は少し嬉しそうだ。
「規律を重んじ、人を導くヒーロー！！ 俺はそんな兄に憧れ、ヒーローを志した
人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う。上手の緑谷くんが就任するのが正しい！」
ふっと優しげに笑う飯田を見たAは少し羨ましく感じた。
「光院くんは憧れる人はいないのか？」
「……おれは────」
飯田がロボットのような動きでAに問いかける。
Aが答えようとした時だった。
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衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
