No.33 委員長 ページ35
次の日
爆豪とAが学校に向かうとマスコミが押し寄せていた。
恐らく平和の象徴のオールマイトが雄英の教師に就任したと聞き付けて集まったのだろう。
「オールマイト……あれ！？ 君「ヘドロ」の時の！！」
「やめろ」
爆豪にとってヘドロ事件は地雷だったのか、悔しそうに顔を歪めた。
爆豪の隣を歩いていたAにマスコミは気づき、
「オールマイトの授業……君凄い美人だね！」
「？ すいません、急いでいるので失礼します。」
Aはマスコミの方々に申し訳なさそうに断り、爆豪と共に学校に入って行った。
「昨日の戦闘訓練お疲れ。Ｖと成績見せてもらった」
朝のHRにて相澤が爆豪と緑谷に説教した。
相澤なりのアドバイスだ。
どうやら今日のHRは委員長を決めるらしい。
普通科ならば雑務だが、ヒーロー科では集団を導くという面でトップヒーローの素地を鍛えられる役となる
ほぼ皆が挙手をしたが、Aは挙手しなかった。
「静粛にしたまえ！！
“多”をけん引する責任重大な仕事だぞ…！
「やりたい者」がやれるモノではないだろう！！
周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…！
民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというなら…
これは投票で決めるべき議案！！！」
「そびえ立ってんじゃねーか！！ 何故 発案した！！！」
さっきまで静かだった飯田が綺麗に手を挙げていた。
彼が言うには投票にすることで複数票を獲得した者こそが、真にふさわしい人間 つまり委員長になるべきという事らしい。
相澤は時間内に決まればなんでも良い為 投票は採用され、それで決まる事になった。
結果は緑谷が三票で委員長になり、八百万が二票で副委員長に決まった。
「一票……！ 誰が入れてくれたのか分からないが君の気持ちに応えられずすまない……！」
「他に入れたのね……」
「おまえもやりたがっていたのに……何がしたいんだ飯田……」
自分に一票が入っていた事に悔しがりながら跪いた飯田に八百万と砂藤は少し同情した。
Aは悩みながらも飯田に一票入れた為 彼の様子を見て少し申し訳ないと思った。
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衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
