No.29 気づく ページ30
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結果的にはヒーローチームの勝利で終わった。
Aは怪我の影響で気絶している緑谷をハンソーロボに任せた後 麗日と飯田の元に走る。
飯田と爆豪に怪我は無いが、麗日は“個性”を使いすぎてしまったようで酷く酔っていた。
「今酔いを無くすからな」
彼女に水が入ったペットボトルを渡し、頭部に軽く触れる。
「Aちゃんありがとう！」
「大した事はしてない、お疲れ様」
「わわっ」
Aは普段やるように麗日の頭を撫でた。
(な、撫でられてもうた〜〜！でも嬉しい……！)
麗日は撫でられ赤面したのは言うまでもない。
「失礼します、緑谷出久を見に来ました」
「あんたがこの子が言ってた幼馴染だね。入りなさいな、手伝っておくれ」
保健室に入るのは初めてのAは周りを見渡しながら緑谷が眠っているベットに近づく。
「疲労困憊の上に昨日の今日、一気に治癒はしてやれないよ！」
「リカバリーガールはおれの“個性”を知っているんですか？｣
「ああ。この子から聞いたよ」
「ならば、おれが治癒してもよろしいでしょうか」
「おや、少しだけかい？」
「はい」
Aがそう言うリカバリーガールは承知してくれた。
「随分と手馴れてるねぇ」
「昔からよく彼やもう一人の幼馴染が怪我したりしてたので……点滴をうって休ませる感じで大丈夫でしょうか」
「それでいいよ。日をまたいで少しずつ活性化してくしかないさね」
応急処置をした後 緑谷に点滴をうつ。
今は寝息を立てながら眠っていた。
リカバリーガールは怒っているようだった。
そんな彼女に、Aは気になったことを質問した。
「リカバリーガール、相澤先生から治癒を担当しろと言われました。何か指示があったんですか？」
「ああ、あんたの指導者を任されたよ。あんな無愛想な男だけどね、生徒に必要なものが何なのか分かってる
私も賛成だよ、あんたの治癒は貴重さね。これから学ぶことが多いよ」
「はい。よろしくお願いします」
Aは自分の“個性”を貴重だと、
寧ろ嫌いな時もあった程だ。だが、この“個性”は多くの人たちを救けることが出来る。
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衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
