No.24 治癒担当 ページ25
.
グランドに向かうとオールマイトが待っていた。
どうやらこれからやるのは 「ヒーロー組」 と
「
「基礎訓練もなしに？」
「その基礎を知る為の実践さ！ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」
蛙吹がオールマイトに問うと、あっさり答えた。
「勝敗のシステムはどうなります？」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……？」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」
「このマントヤバくない？」
「んんん〜〜〜聖徳太子ィィ！！！」
上から八百万、爆豪、麗日、飯田、青山がオールマイトに問う。
勿論彼は一気に質問されていて困っていた。
設定は至って簡単。
「
勝利の条件はこうなる。
「ヒーロー」は制限時間内に「敵」を捕まえる、または「核兵器｣を回収する事。
「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか、「ヒーロー」を捕まえる事。
「コンビ及び対戦相手はくじだ！」
オールマイトがくじが入っている箱を見せると飯田が言った。
「適当なのですか！？」
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いしそういう事じゃないかな……」
「その状況の中で、自分と仲間の連携、“個性”の使用……迅速な対応……そしてどう敵を捕縛し、且つ 核兵器を回収できるかを見るんだろう」
「そうか……！ 先を見据えた計らい……失礼しました！」
「いいよ！！早くやろ！！」
緑谷とAの発言に納得したのか、飯田はすぐに謝罪した。
(飯田くん潔いな)
Aは素直に思った。
「光院少女！」
「はい」
「君には訓練中怪我した人を治癒してもらいたい！ 相澤先生からの指示でね……まぁ、出たらの話だけど！
無論訓練もやってもらうよ！ みんなが終わってからまたクジを引く！」
「分かりました」
オールマイトはA少女は物分りが良いな、と彼女の頭を撫でる。
Aは撫で慣れていないのか少し照れながら緑谷の元に向かった。
「Aちゃん、治癒担当なんだね」
「うん、ケガしたらいつでも言ってくれ、みんなもケガしたら遠慮無く言ってくれ」
「光院頼もしいな！！ 漢だぜ！」
「？ かっちゃんもね」
「ああ！？ もってなんだよ、しねえよ！」
【 屋内対人戦闘訓練開始 】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
衣深汰(プロフ) - meさん» 散々悩んでこれにしました、いきなり題名を変えてしまって申し訳ないです…！ (2017年11月11日 0時) (
レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
me - だだだ題名が……っ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 70174e0321 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おおっ！これは何かの縁…！ですな！面白いだなんて…嬉しいです！！頑張ります！ (2017年10月12日 20時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 誕生日が私と同じ…、初めて見ました！面白い作品です！頑張って下さい！ (2017年10月5日 14時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - 水の犬。さん» まだ話の筋書きはちょこっとしか出来ていませんが楽しんでもらえて嬉しいです！心配まで…ありがとうございます！！ (2017年7月13日 0時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年7月8日 11時
