▼06.10 ページ26
《 岩泉side 》
魘されて目が覚めた。
深夜の3時
外から雨音が聞こえる。
数日前からだったか…少し遅めの梅雨に入っただとか朝のニュースでやっていたことを不意に思い出した。
岩「…」
貴「ん…い、わいずみサ…ン…？」
岩「！ わりぃな、起こしちまって」
もぞもぞと隣の布団から出てきたのはまだ眠いのか目を擦るA
貴「！ 岩泉サン、泣い…てるんですか…？｣
岩「は、っ？」
頬に伝う水滴がベットのシーツを濡らす。
いくらぬぐっても、ぬぐっても流れ続ける涙。
貴「少し待っててください、ホットミルクでも入れますね」
少し慌てながら俺の涙を優しく拭った後 Aはベットから降り、部屋から出ようとする。
少しずつ、アイツのぬくもりが消えてく。
ダメだ、
岩「待て」
貴「？」
岩「行くな」
俺は行かせないようにAの手を掴んだ。
そう言えばコイツ冷え性だったな。
まるで死人のように冷たい手に余計目が冴えた。
Aはスッと俺の前に座り、手を広げる
俺は無言で抱きついた。
ふわりと俺と同じ匂いがする。
貴「どうしたんですか？」
岩「…」
貴「言いたくないならいいですよ、でも少しでも話してくれた方が気持ちも軽くなると思います」
岩「━━━お前が」
貴「？」
岩「俺の目の前で消えちまう夢をみた…」
この頃何度もみる夢。
夢だってことは分かってる
でも、ほんとにリアルだった。
貴「ダイジョウブですよ、オレは岩泉サンの前から消えるつもりは毛頭ないです」
優しく俺の頬に手を添えるA
そんな冷たい手じゃ全然説得力ねぇよ
でも不思議と心細くない。
本当、オマエにはかなわねぇわ。
━━━━
シリアスムード＋中途半端感
そう言えば岩ちゃんHappy Birthday♥(大遅刻)
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パピコ2(プロフ) - やべぇ今気づいたけど、リアルの俺と誕生日(2月7日)一緒や...... (2019年5月14日 21時) (
レス) id: 193fecf580 (このIDを非表示/違反報告)
衣深汰(プロフ) - あかりさん» ごめんなさい、漫画村って違法サイトだと自分では思っていますし、通信制限を考えると読みたくないです……アドバイス感謝します！ (2018年4月21日 17時) (レス) id: 51088f03f5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - インターネットで漫画村って調べるとハイキューの今出ている巻まで無料で見られますよ、頑張ってください (2017年11月13日 19時) (レス) id: 8f3b399002 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張って下さい！ (2017年7月23日 16時) (レス) id: d53ab4daaa (このIDを非表示/違反報告)
六合(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2017年6月18日 10時) (レス) id: f36e0c1c33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣深汰 | 作成日時：2017年4月29日 18時
