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気づいた時にはベットに優しく降ろされていた。
A「大希、く、ん??」
常「余裕そうに見えてたならAはバカなの?」
今度は優しくキスされる。
常「Aが部屋に来た瞬間から俺は我慢してんの」
そしてまた触れるだけのキス。
私が話す時間なんて与えられない。
A「だ、いき…く」
常「中に何も着ないで下着の上にTシャツ一枚だけって、なに?誘ってんの?白じゃないから見えないと思った?見えてるよ。」
大希くんが少し話すたびにされるキスは一瞬だけで、お酒のせいなのか少しそれが気持ちよくて、でも少し物足りない。
常「物欲しそうな顔してるけど、それはどーゆーつもり?」
A「…ふわふわして気持ちいい、?」
常「…まっじでお前は、、。やめろっていうなら今ちゃんと否定して。しないなら続きするよ?もー我慢できないって俺。」
大希くんは少し苦しそうに悲しそうに、でも息が荒くて。
少し手を伸ばして目の前にある顔に手を触れてみるととっても熱かった。
自分でもこんなの初めてで。
ホテルで2人で飲むってなってから想像しなかった訳ではないけど、でも大希くんだからって少し安心してた。
酔ってるのかな。
でも今は全てが心地いいし、気持ちいい。
A「嫌じゃないよ。」
常「酔ってて明日覚えてないとかなしな」
その瞬間、降り注ぐようなキス。
息ができないくらい止まらなくて、今度はわたしがされるがまま。
A「…っん」
思ってたより苦しくて逃げるように顔を横に向けても、すぐに元に戻させられる。
常「逃げんな」
また口を塞がれてから、今度は大希くんの顔が下にさがって鎖骨あたりを軽く舐められる。
A「……や」
常「嫌?嫌じゃないからされるがままなんだろ」
下から見上げてくる大希くんの目は挑発的で、もう何も考えられない。
服の中に入ってくる大希くんの手は今の私には少し冷たくて体がびっくりしてしまう。
常「…感じやすいんだっけ?」
A「し、、らな、い」
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作者名:きなこもち | 作成日時:2023年10月3日 1時